現在は回復に向かっていますよ。今は普通に歩けますし、身体の負担にならない程度にサーフィンもしています。今年の1月にも、バリで家族や友達とサーフィンをしていたそうですよ」(坂口の知人)

 ここ2〜3年は、少しずつ症状も落ち着いてきたという。

「平日は基本的に東京で生活し、土日やサーフィンシーズンの夏には千葉県・九十九里の家で暮らしています。基本的に家族と一緒に過ごし、ときどきサーファー仲間と集まっているようですね」(同・知人)

 元気になってきた坂口を見て、周囲は復帰のよい機会だと考えていたようだ。

あるドラマのオファーに……

声優やナレーション業など、足に負担の少ない仕事を続けながら、俳優に復帰してほしいと考えていたようです。 事務所の上層部も“今年こそ坂口を復帰させたいと思っている”と、熱っぽく話していたんだとか」(前出・芸能レポーター)

 だが、彼はそんな期待の声に対して、首を縦に振らなかった。

「昨年、『医龍』(フジテレビ系)の制作陣が、坂口さんに新シリーズの出演をオファーしたそうです。しかし、彼は“いつ病状が悪化するかわからない状態でオファーを受けるわけにはいかない”と断ったとか」(テレビ局関係者)

 “中途半端な気持ちで仕事はできない”という思いはよくわかるが、事務所を辞める必要はなかったようにも思える。

 芸能活動休止を決めたのは、こんな理由もあったのだそう。