4月下旬に発覚した、TOKIO・山口達也さんの強制わいせつ容疑を受けて、5月2日に都内のホテルで、山口さん以外の4人のメンバーが神妙な面持ちで頭を下げた。
メンバー4人も“TOKIOとして”謝罪をしたいと緊急会見を行ったのだが、この会見には“取扱注意”なポイントが。
それは松岡昌宏が言葉を詰まらせ、涙をこぼしながら発した言葉だ。
「僕らは山口がアルコール依存症なんだと思っていましたが、いろんな病院に診断書を求めても、『アルコール依存症』と出ないんです。そう書いてくださったほうが僕らも納得できるんですけど……」
飲酒による体調不良を起こし、1月から入院していたという山口さん。アルコールが引き金となって今回の騒動も起こったと本人も会見で語ったが、山口さんの“飲酒グセ”が“依存症”と診断されては困る理由もあったというのだ。
「TOKIOはグループで自動車メーカーのスズキとCM契約をしています。CMにはいわゆるご法度があり、例えば妊娠中のタレントさんは、赤ちゃんへの影響を懸念して、アルコールのCMには基本的に出演しないのが通例です。
自動車メーカーのCMに出演している人がアルコール依存症だということになれば、“飲酒運転”を彷彿とさせてしまい、企業や商品に対するイメージの低下は避けられません」(広告代理店関係者)
万が一、アルコール依存症のタレントが健康を装い、CM契約をしていたとしたら、
「違約金のほか、賠償金は避けられないでしょう。それも、数年分のCM契約料が消えるほどだと思います」(同・広告代理店関係者)