最終的にジャニーズ事務所を退所することになった元TOKIOの山口達也さんの強制わいせつ事件。
一連の動きの中に垣間見えるのは、ジャニーズ事務所の“誤算と捨て身”でした。そして、スポーツ紙の担当記者やテレビのコメンテーターらが指摘するのは、“山口メンバーの甘さ”でした。
当初の謝罪会見で、TOKIOに戻れる場所があれば云々、という発言をしたこと、飲酒について“今は飲まない”と言及したことが、批判を浴びることになりました。
さて、これは“山口メンバーの甘さ”なのでしょうか。
ジュリーさんと、ジャニーさん&メリーさんの温度差
事件発覚後、4月26日に山口さんご本人が会見しましたが、
「そこにあったのは、事務所の誤算です」
と情報番組デスク。
「明らかに準備不足でしたね。同時に、ジャニーズ事務所と弁護士が、想定問答をきちんと詰め切れていなかった。その結果、山口が炎上することになってしまったのです」
TOKIOは、ジャニーズ事務所の次期社長が確実視されているジュリー藤島副社長の“管轄物件”です。
「何とかグループ存続を願ったジュリーさんと、ジャニー喜多川&メリー喜多川さんとの間に温度差があったようです」
と前出の情報番組デスク。場当たり的な対応はそのためでした、と付け加えます。