「ムカつく」ばかりじゃない?
ぶりっこの意外な評価とは
では、同世代の女性は彼女たちに対して、どのような評価を下しているのでしょうか。それぞれを選んだ人のコメントを追ってみましょう!
【1位 田中みな実】
「素であんな話し方や声の出し方をしている訳がない。 作ってぶりっ子しているのが分かるから好まない」(34歳・神奈川県)
「男の人がどういう女の人が好きなのか良くわかったうえで行動していると思う。ぶりっこというより、『賢い』『あざとい』といった印象」(35歳・千葉県)
「ほんとはぶりっ子ではないけど頑張ってるように見える」(24歳・沖縄県)
「本人も認めているし、誰がどう見てもぶりっ子! 男の人に対する上目遣いがスゴイ!」(31歳・神奈川県)
「いい年して落ち着きなよ」(28歳・三重県)
【2位 小林麻耶】
「発言や声などがぶりっこしているように思う。だからと言って嫌いではなく、逆にかわいいと思う」(37歳・兵庫県)
「話を聞くと、小さいころ転校が多かったため馴染む為に気がついたらぶりっ子キャラになっていたと言っていたので、生きるためだったとおもう。それも個性」(34歳・神奈川県)
「いい年して見てて痛々しい」(28歳・大阪府)
「喋り方がそういう印象につながる。あと、バラエティなどで、そういう演技をする場面も多いから、本当の性格、ぶりっ子という印象をがついてしまっている」(29歳・北海道)
【3位 小嶋陽菜】
「『え~』といって濁す言葉が多く、嫌われたくないという雰囲気が出ているから」(39歳・東京都)
「おっとりしたキャラクターは天然物のような気もしますが、いつもあの声のあのトーンで話しているのかな? と思ったからです」(28歳・大阪府)
「作った表情に引きつりや違和感を感じる」(28歳・東京都)
【4位 加藤綾子】
「素で男に媚びてる感じがして嫌い。わざとやってる感じの田中みな実のほうが潔く感じて好き」(30歳・東京都)
「笑顔が胡散臭く見えるときがあるし、小動物みたいに可愛いので余計そう見えてしまうかも」(34歳・兵庫県)
「あざとすぎてキモチワルイ」(29歳・神奈川県)
「ナチュラルっぽく可愛く見せているところが違和感」(30歳・東京都)
【5位 石原さとみ】
「役のイメージが強いせいかもしれないけど、一部の女性には反感を買いそう」(31歳・岐阜県)
「天然なのかもしれないけれど、笑い方やしゃべり方がぶりっ子そのものに感じる」(39歳・大阪府)
「あんなに売れっ子で人気があるから、実は性格が悪かったり、ワガママだったりしそう。 でも演技や彼女のキャラ自体好きなので別に気にならない」(33歳・北海道)
「見るからに男性を意識しているから」(39歳・愛知県)
【6位 吉岡里帆】
「CMとかドラマいちいちあざといものばっかりで大嫌い。 この人のCMはチャンネル即変える」(30歳・東京都)
「なんか笑顔からして不自然。生理的に無理」(28歳・佐賀県)
「前にテレビで見たときに、一緒にいる男性への仕草などがかなりぶりっ子だなと目についた。いつもこんなんなんだなと思った」(35歳・東京都)
「腹黒そう」(29歳・福岡県)
【7位 土屋太鳳】
「話し方がわざとゆっくりしているように思える。 あざとく感じ、女性が嫌いな女性だと思う」(24歳・和歌山県)
「男の人と話す時にやたら上目遣いで媚びているような話し方をするのがイラッとする」(29歳・大阪府)
「顔はあまり可愛くないから。高い声や喋り方が合っていない」(31歳・大阪府)
「声作り過ぎて怖い。いい加減自分の容姿に気づいてほしい」(24歳・埼玉県)
【8位 広瀬すず】
「性格悪そう。表ではいい顔して裏ではすごく悪口言ってそう」(20歳・新潟県)
「喋り方が甘ったるいし、自分が可愛いということを強く意識しているなと感じるから」(25歳・神奈川県)
「本性が腹黒そう」(27歳・山口県)
【9位 綾瀬はるか】
「天然ぶったわざとらしい言動にイライラする」(28歳・徳島県)
「天然ボケすぎて、ぶりっ子してるように見えたからです」(33歳・長野県)
「良い意味で演じていそう」(28歳・埼玉県)
【10位 新垣結衣】
「笑顔が胡散臭い」(27歳・福岡県)
田中みな実のように、突き抜けて(?)ぶりっこキャラをウリにしていると「潔い」という評価が出てくることが印象的でした。
一方、多くの人が違和感を感じているのが、ぶりっこをしていることが見え隠れすることのようです。光が強いほど落とす影が濃くなるように、笑顔やかわいらしさが全面に出ている分、少しでもちらつく影に「本当はかなり性格が悪いのでは?」と疑ってしまう気持ちはわかりますよね。
また一方で、芸能界という世界に生きることがいかにハードかを理解している人も多いからか、「むしろ好印象」といった意見もチラホラと見受けられました。たしかにぶりっこは処世術のひとつ。巧みな印象操作で上手に世渡りすることは、「カッコいい」と受け取れないこともないかも?
とはいえこれをご覧のアナタも、“完全に素”で仕事やプライベートを過ごしている人のほうが少ないはず。イラッと感じる芸能人を反面教師にしながら、表の顔と裏の顔を上手にバランスをとって、穏やかに過ごしたいものですよね。
<文/雛菊あんじ>