――では今は?
高須「まぁ割と維持している観月さん、ちょっとゴツくなった牧瀬さん、そしてすごくしぼんだ感じになっちゃった宮沢さんの順番です。まったく、ランキングは入れ替わったな~」
――30年という時間の長さを感じます。では、3人の今後の劣化防止策はいかがでしょうか?
高須「みんな顔はおきれいなんだから、ヤセないこと! でも観月さんは二重あごが気になるから、あごを脂肪吸引してもいいかな。牧瀬さんは宮沢さんほどヤセてないけど、顔が骨っぽいのでこれ以上ヤセると、さらに面長な顔が強調され、老けて見えると思います」
――なるほど。ところでこのかつての美少女たちは、今を代表する美少女、広瀬すずさん、橋本環奈さんと比べると顔の特徴の違いはありますか?
高須「今世代の広瀬さん、橋本さんのほうがふんわり丸い印象の赤ちゃん顔だね! 宮沢さんら3人のほうが、顔の方向性もそれぞれ個性的だったかな」
――それは、今は赤ちゃん的な幼顔のほうが受けるということでしょうか?
高須「宮沢さんや観月さんみたいな、くっきり美人タイプは、今や増えに増えたハーフタレントがいるし、日本人のティーン女優さんはそのタイプに該当しない幼顔のほうが活動しやすいのかもね。それと、世の中が精神的に成熟してないせいで、無知そうに見える幼さのほうに親近感が湧くのかもしれません!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。最新刊は『炎上上等』(扶桑社新書)。