5月下旬のある夜、都心に構える某ホテルのエントランスに姿を現したのは、女優の石橋杏奈。マスクをつけているものの、そのスタイルのよさからあふれ出る芸能人オーラは完全に消えてはいない。
白いフリルつきブラウスとスキニージーンズ姿で、黒いリュックを背負ったラフな服装でロビーのソファに腰かけ、誰かを待っている様子。手には水のペットボトル2本が入ったビニール袋と、小さな紙袋を提げていた。石橋がロビーに着いた数分後、彼女を迎えに来たのは東北楽天ゴールデンイーグルスの若手選手・松井裕樹投手だった─。
「石橋さんと松井選手は、すでに1年以上、交際が続いています。実は石橋さんは大の野球好きで、松井さんは年上の女性がタイプなんです。
そんなふたりがとある会で出会ってすぐに意気投合したそうで、それからほどなくしてお付き合いが始まったんだとか」(スポーツ紙記者)
この日、楽天選手たちは、翌日から始まる横浜DeNAベイスターズとの『セ・パ交流戦』のため、都内のホテルに宿泊し、松井も帯同していた。
ふたりはお互いの姿を確認すると、まず石橋がエレベーターホールに向かい、その数秒後に松井が彼女のあとを追ってホールへ。同じエレベーターに乗り込んだところで、“やっと会えたね”と言わんばかりの笑顔で言葉を交わしながら、急いでドアを閉め、高層階の部屋に消えていった。
その翌日……
その翌日の昼過ぎ、髪型が少し変わっていたが、昨晩とまったく同じ服装の石橋が、少し眠たそうな様子でホテルをあとに。慣れた様子で地下鉄に乗り込み、帰路についた。実に、16時間にものぼるふたりの“密会愛”を目撃したのだった。
「福岡県出身の石橋さんは、'06年の『ホリプロスカウトキャラバン』で、グランプリを受賞して芸能界入りしました。'11年までファッション誌『セブンティーン』の専属モデルを務め、若い女性から絶大な支持を得ています。
女優業では、今年1月クールのテレビドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で嫉妬に狂う演技が注目を集め、昨年は4本の映画に出演するなど、めざましい活躍を見せています。ポスト・石原さとみとの呼び声も高いですよ」(テレビ誌ライター)
女優として輝く中で、'12年から出演していたバラエティー番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)では、身体を張ったコントに全力で挑んでいくギャップが話題を呼んだ。
一方で、松井も負けてはいない。
「神奈川県の野球の名門校・桐光学園高校を卒業後、'13年のプロ野球ドラフト会議で5球団から1位指名を受けて、楽天に入団しました。昨年行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本代表でも活躍するなど、日本野球界が誇る若手投手です」(スポーツジャーナリスト)
どちらも若手有望株でお似合いのカップルに見えるが、交際に発展するにあたり、石橋が公言している筋金入りの“野球愛”も関係しているにちがいない。