ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、来年3月に開催されるWBCについて大谷翔平の出場を容認する発言をして話題になっている。
4月16日、「ドジャースvsロッキーズ」の試合前に報道陣の取材に応じたロバーツ監督。WBCが話題へ上がったところ、大谷の出場に対して「サポートしていく」と語った。
一方で、山本由伸と佐々木朗希に関しては「少し慎重になる可能性はあると思う」と発言。この発言を知った日本の野球ファンからは《山本はお願いだから出してあげて》《山本が出ないなんてありえない》と、山本の出場を熱望する声があがっている。一方で……。
メジャーで苦戦中の佐々木朗希
「佐々木選手は今年からメジャーに挑戦していますが、まだ勝利がない状態です。デビュー戦となった3月19日のシカゴ・カブスとの開幕第2戦。160キロのストレートで会場を沸かせるシーンもありましたが、3回を投げて5四球と制球が定まらず1失点でマウンドを降りました。米メディア『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏に《非常に不安定。ひどい投球》と評価されるなど、なかなか厳しいスタートとなったようです」(スポーツメディア編集者)
3月30日のタイガース戦はさらに戦績振るわず、わずか1回と3分の2で降板。3安打2失点、4四球という結果に、本人も試合後「技術的なところでコントロールしきれなかった」「全体的にスピードもコントロールも良くなかった」と反省を口にしている。
また、この日の試合ではマウンドを降りた際にロバーツ監督にボールを手渡さず、そのままベンチに待機するボールボーイに放ったことやベンチ裏にすぐに引っ込んでしまったこと、ベンチに戻ってきた時に目に涙を溜めているように見えたことから、
《子どもじゃないんだから、精神的に成長しなきゃダメだよ》
《この態度は良くないなあ》
と批判も浴びてしまった。