スペシャルQ&A【佐藤流司編】
――松本さんには言ってないけど、感謝していることは?
佐藤 『御茶ノ水ロック』で演じたバンドのダイダラボッチのメンバー4人(佐藤、松本、前山剛久、宮城紘大)が、仕事仲間っていう意識から友達として仲良くなれたのは、がっくんのおかげだと思うんです。誰かがお芝居とかに煮詰まってたりすると、気さくに話かけに行ったり、コンビニに行くとき必ずつき合ってくれたり。みんなに分け隔てなく面倒見がいい人なんです。ダイダラボッチの絆をつないでくれたのは、この人だと思うので感謝してますね。
――これだけは譲れないというものは?
佐藤 お芝居とかをする上で、自分が思う一本芯というか、お芝居に対するアプローチや構え方だけは誰にも邪魔されたくないし、なんと言われようと変えるつもりはないです。自分のスタイルや、今皆さまにお見せしてる佐藤流司という存在は、変えたくないって思っていますね。素はもうちょっといろんなことが適当だし乱雑なんですよ。だから自分で作ったセルフイメージはブレさせたくない。爽やかでキラキラした役者がすごく多いなかで、自分の個性って何かを考えたときに、他の人だったら言えないようなきわどい発言を敢えてしていくような、常にギリギリを攻めていくのが、自分のスタイルだと思っていて。今の俳優としての佐藤流司像っていうのは、譲れないかな。
あともうひとつは、お風呂で洗うときの順番。必ず上から頭、顔、身体の順で洗います。頭を後にするとシャンプーやコンディショナーが顔について、もう1回汚れる気がして嫌なんですよね。
――今一番LOVEなものは?
佐藤 ゲームですね。アプリからカードゲームまで軒並み全部大好きです。ゲームが好きなのは、何かに没頭する時間が欲しいことと、非日常の世界観を味わえるから。仕事で寝る時間が少ないなって思っても、ほぼ毎日、ゲームしてから寝ますね。舞台中とかは精神的に1回リセットしないと疲れちゃうんで、ゲームすることがクールダウンになってるかも。今は、プレステ4の『デトロイト』っていうゲームをやってます。アンドロイドが人間の感情を持つ話で、ストーリーがすごくよくできていて没入できるんですよね。ゲームしてると飼ってる2匹の猫のどちらかが膝に乗ってきたりして、それも癒しになります。