「マスコミも全部が全部、あの会見に納得していたわけじゃないです。ただ小室擁護の声が思ったより大きく、表だって叩くことは躊躇されましたね。『文春』がこのまま引き下がることはないだろう、と思っていた人は多いハズです。
さらに来週から『文春』は編集長が変わり、新体制に移行します。『文春砲』のブランドを築き上げてきた編集長にとって“汚名”をはらす最後の機会となったようです」(週刊誌記者)
会見から半年、小室は、もう狙われることもないだろうと、油断していたのではないだろうか。同誌は件の看護師が今でも頻繁に小室のマンションに出入りしている様子を捉えている。
さらに《親族怒りの告発》というタイトルが示すように、KEIKOの親族は、小室が会見で語った。
「(KEIKOは)音楽に興味が亡くなってしまった」
「小学4年生ぐらいの漢字ドリルを楽しくやっている」
などという話がほとんど嘘だったと怒りが治まらない様子だ。
同誌に掲載されている写真を見る限り、KEIKOは、健常者と変わらぬ生活に戻っていることがうかがえる。しかし直撃に対し、小室は無言を通した。もはや彼の口から真実が語られることは期待できないだろうが、擁護していた人たちは、いま何を思うのか。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。