そんなドロ沼の不倫劇を繰り広げた徳永アナだけに、局の看板番組である『報ステ』のキャスターに異例の抜擢をされたことは文字どおり局内で驚きをもって迎えられた。
「広瀬氏の跡を継いだ早河洋会長による、トップダウンで徳永さんの起用が決まったそうです。昨年1月から彼女はテレ朝と提携しているネットのニュース番組『けやきヒルズ』(AbemaTV)のキャスターですが、それが好評。
実際、視聴数も回を追うごとに増えていったという話です。それと、彼女は昔からオヤジキラーで、いまだに局内でのファンは多いんです」(前出・テレ朝関係者)
退社から13年。経営トップも代わり、徳永アナへの風当たりもかなり変わったということなのだろう。
約10年、テレ朝に出演せず
「早河会長は、昨今の『報ステ』低迷にも気をもんでいたそうです。古舘伊知郎さんのときは15%前後だった視聴率が、今は12%前後で、日によっては10%前後になることも。
やはりテレビは数字が求められますからね。メインである富川悠太アナは降板させられないので、サブの小川アナを交代させるのでしょう」(別のテレビ朝日関係者)
とはいえ、起用されるのが、不倫騒動を起こして退社した元局アナ。そんな事態に、ほかの女子アナたちは露骨に嫌な顔をしているという。
「そりゃ、NHKを辞めた有働由美子アナあたりが来られたら“しかたがない”とあきらめもつきますが、“なぜ、ウチを辞めた徳永さんが?”って思うのは自然でしょう。
特に彼女の3年先輩で仲がよかった下平アナなどは、いろんな意味で複雑な思いでしょうね。とにかく、アナウンス室は徳永さんへの嫉妬心が渦巻いてますよ。もちろん、現在も朝の情報番組を担当している元夫だって、面白くないはずですから」(同・テレ朝関係者)
トップダウンでの決定だけに、表立って反対するスタッフはいないというが“嵐の前の静けさ”なのかもしれない。
「テレ朝でレギュラーだった『内村プロデュース』は、不倫騒動の影響で徳永アナと結婚した年に打ち切り。ここ10年ほど、ウッチャンはテレ朝の番組に出演していません。
でも、今や“視聴率男”となった彼を獲得するため、テレ朝としては妻を起用し恩を売っておきたいのでしょう。そんな裏事情が見え隠れしているので、もし視聴率が下がるようなら、彼女への不満は爆発するかもしれませんね」(芸能プロ関係者)