記者に笑顔で対応
「今日はなに聞きにきたんだよ~」
若干、迷惑そうな表情を浮かべるものの笑顔で取材に応じてくれた。
――ここ最近、体調を崩されていたそうですが?
「そうそう、体調大崩れだよ! 原因は胆石があったからなんだよ。胆石がたくさんあったから手術して取ったの。胆のう取ったんだよ、俺は!」
――入院もされていたんですよね?
「そうだよ。でも、手術はパパッと終わったよ。俺、スターだから名医が集まるんだよ(笑)」
冗談を交えながら、取材に応じる所。顔色はよく、以前と変わらないように見えるが、胆のうに胆石ができる胆石症は決して軽い病ではない。 社会医療法人 彩樹 守口敬仁会病院・総合診療科の岡博史氏が説明する。
「胆のうは肝臓と十二指腸の間にある器官で、肝臓から分泌される胆汁を蓄積し濃縮する役割をしています。胆石症とは、この胆のうに沈殿物や結晶などの小さな石ができてしまう病気です。
無症状の場合も多いのですが、みぞおちや右の肋骨の下が痛くなるといった症状が出ることや熱が出たりすることもあります」
50歳から60歳にかけて発症する人が多いという胆石症。芸能界でも、加藤一二三や村上ショージ、井上和香などが最近、発症している。
「胆石ができてしまう原因としては、食生活が大きいですね。特に、炭水化物や糖質が好きな人、動物性の脂肪をたくさん摂る人がなりやすいです。
また、夜間に長時間食事を抜いたりするのもよくありません。治療は手術で胆のうを取るのが一般的です」(岡氏)
「今はもう番組の収録もやってるよ」
8月中旬に腹痛のため、病院を訪れたという所。そのときの痛みを思い出したのか、顔を歪めながらこう振り返る。