難解な法律用語もNGなし
“セリフ覚えは早い”という北川は、難解な法律用語も間違えることがなかったという。
「セリフを言い間違えたNGというのはありません。
クライマックスの法廷シーンは10分にも及ぶ長いものですが、かなり早い段階からセリフを完全に頭に入れていたようです。
迫力満点のシーンになり、撮り終えた瞬間は“やりきった”というとてもスッキリした顔をされていました。きっとセリフを早く吐き出したかったのでしょう(笑)」
ふつうかな? おネエかな?
松重豊が演じる唯の行きつけのバーのマスター・筧田にも注目。
「櫻井さんから筧田についてのみリクエストがあったんです。“ふつうかな? おネエかな?”くらいの感じの演出を、と(笑)。松重さんは楽しみながら絶妙の筧田を演じてくれました」
指定弁護士の唯は、最後は“黒”の真実を明らかにできるのか? 余韻の残る、気持ちのいい結末は必見です!
唯&隆司の夫婦にも変化が
唯と橘のバディが見どころだけど、すれ違い続きの唯&隆司の一ツ木夫婦の関係の行方も注目ポイント。
「指定弁護士を経験することで唯は法律家として、人間としても成長していきます。
私生活でも、まるでタイプの違う隆司との関係にも変化が起きますので、見届けてください」(竹園P)