「百恵さんは、引退して40年近くなるのに、いまだに週刊誌に取り上げられることがあります。編集部では定期的に“百恵ちゃんは最近どうしているかな”という声が上がりますからね。最近では堀北真希さんや小林麻耶さんも、なにかと注目されて、近況を週刊誌が掲載することもあります」(前出・週刊誌記者)
彼女たちが食事や買い物などをする日常生活の、なんでもない光景が雑誌に掲載されるだけでも、ファンは喜ぶものだ。
ただ、安室さんは百恵さんや堀北さんと大きな違いがある。それは、夫が芸能人であるかないかだ。それによって、マスコミの対応も変わってくる。特に百恵さんの場合は息子ふたりも俳優やミュージシャンであり、芸能界と無縁だとは言えない。
安室さんの場合は、今のままであるならば、今後は一切芸能界と関わりを持つことはなくなるだろう。マスコミも扱いにくくなることは必至だ。
弁護士の申し入れを完全に受け入れるとなれば、今後、雑誌などで安室さんの姿を見ることはできなくなる。
「ファンにとっては寂しいことこの上ないんですが、そうすることによって、彼女の“カリスマ性”が増し、“伝説”は深く刻まれることになるんですよ」(スポーツ紙記者)
もし復帰するなんてことがあれば、そのときの衝撃も大きくなるわけだ。
考えすぎか!?
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。