「まさか自分がシャネルのビューティーアンバサダーをさせていただけるなんて夢にも思わなかったので、本当にうれしかったです。私にとってすごく魅力的なブランドだと思います」
9月27日、『CHANEL MATSURI プレビュー&シャネル ビューティー アンバサダー』就任イベントに出席し、同ブランドの魅力をアピールしたKoki,。
多くの報道陣が見守る、公の場に立つ仕事ながらも堂々とこなしてみせた。
5月にファッション誌『ELLE JAPON』(ハースト婦人画報社)でモデルデビューしたばかりの彼女だが、8月に就任した『ブルガリ』に続く、世界的ブランドを身に背負う大役を任されることに。
ファンでさえも違和感
「たしかに身長170cmにスラリと長い手足は、将来が有望視されるおもしろい素材だと思います。ですが、モデルとしての実績もほとんどないド新人を、高級ブランドがこぞって起用することに驚きです。背景にある、ご両親の“ブランド力”が働いたことは否めませんね」(ファッション誌編集者)
元SMAP木村拓哉と工藤静香の次女。デビュー前のKoki,といえば、「2人の娘」と認知されながらも触れられることはない、いわば“存在なき存在”だった。ところがデビューしたとたん、家族の話を一切することはなかった木村でさえ言及し始めた。
「キムタクは“少しでも娘の背中を押したい”思いもあるのでしょうが、徹底して隠してきたプライベートをここにきて急に明かし始めたことに、ファンでさえも違和感を覚えているのではないでしょうか。ただでさえKoki,さんは一挙手一投足が話題にされる、良くも悪くも目立ってしまう存在です」(芸能プロ関係者)
そう、Koki,が自身のインスタグラムで自画像をアップするたびに、
《工藤静香との美麗ツーショットが話題「スタイル抜群すぎ」》
《パリを満喫するサングラス姿に「超カッケー」》
《“国宝級美少女”Koki,京都の名所を巡る姿に「自然体な彼女も素敵!」》
《移動中もオーラすごすぎ!》
などと、何でもないような日常でさえも、ネットニュースにアップされ続けている。
「ただでさえ親の七光りでやっかまれるのに、ひたすら“アゲ記事”ばかりが目に入ってきたら、ちょっとうんざりしますよ。それまで彼女に対して、好き嫌いの感情を持っていなかった人にまでも“負のイメージ”を持たれかねません」(同・芸能プロ関係者)
加えて、過剰な“露出”はこんな懸念をも生んでしまうという。
「“国宝級”などと持ち上げるたびに、世間が彼女を見る“ハードル”が高くなってしまうということ。キムタクと静香の娘さんと言っても、まだ素人に毛が生えたようなもの。
カメラの前でポーズをとるだけなら撮り直しができますが、公の場に立たせて話をさせることはリスクを増やします。つまりは言動次第では叩かれる、格好の的になる恐れがある。
てっきり静香さんはそのあたりを踏まえていて、Koki,の実力が伴うまでは、露出を極力抑えたミステリアスな雰囲気を売りにしていくものだと思っていたんですけどね。早く“芸能人”として売り出したい事情でもあるのでしょうか」(同・芸能プロ関係者)
イベントでは今後について、
「一つ一つの経験を宝物にして、モデルのお仕事を頑張っていきたい」
と、デビュー間もない自分をわきまえた、15歳らしい目標を話していたKoki,。周囲の大人が少女の足を引っ張らなければいいのだけど。