視聴者の声をリアルタイムで拾ったり、パネルを多用したりと、番組内にも多くの工夫が見られるが、視聴率獲得のために2人が力を入れているのが、オンエア外の時間の使い方だ。

徳永さんは本来の入り時間よりも2時間ほど早めに出社して、新聞各紙を読み込んでいる姿を見かけますよ。ニュースを予習しておいて、どんな場面でもコメントできるように準備しているのでしょう。気合は入っていますが、今までとは生活リズムが異なるため、少し肌あれをしちゃっているみたいです」(前出・テレビ朝日関係者)

 有働も、番組終了後にストリーミング配信される『ウドウ反省会』では、SNSで視聴者の声を確認しながら、パネリストとディスカッションを行っている。

W直撃にふたりは……

「投稿コメントを読んでいるのですが、SNSは言いたい放題に批判が言える場所でもあるため、少し落ち込みぎみのようです。ただ、有働さんはすごくまじめ。それをくまなく読んで、ときにはメモを取っているようです。本番での立ち居振る舞いの参考にしているんでしょうね」(前出・日本テレビ関係者)

 放送開始から2週間がたって、2人は今の状況をどのように思っているのだろうか。10月中旬、番組終了後に帰宅した徳永を直撃すると、

ありがとうございます。すっぴんなので、あんまり……

 と、恥ずかしそうにしながらも、足を止めてくれた。

─2週間たちますが、現場はいかがですか?

楽しいです。とっても。(スタッフ間の)雰囲気もよくて、楽しくやっています

─家事との両立は?

今のところは大丈夫です

─大変ではないですか?

いえ、できる限り頑張ろうと思います!

 と、気合十分の様子。

 翌日に出勤前の有働を直撃すると、こちらは「今度はメイクしているときに来ていただけると。今は“オオサンショウウオ”なので(笑)」と時間がないなかでも、彼女らしい自虐ネタを披露。意気込みを尋ねると、

時間がかかりますからね、番組が定着するには。『あさイチ』のときもそうでした。特に『news zero』はメインキャスターを引き継いだ番組ですので、時間をかけてスタッフと一緒に新しいものを作っていければと思っております

 今後も2人の女性キャスターの視聴率争いは続く。