不倫報道以降、宮崎は“死”についての考えも変わったという。
「1日1日をもっと大事に生きたいと思うようになりました。自分の人生もそうだし、同じようにみんな大切に人生を歩んでいる。それぞれの人たちとの出会いを大事にしつつ、瞬間瞬間を大事にしなきゃと意識しました」
妻の金子は、
「いろいろあって、本当に死のうと思ったときもあったので。お葬式って、その人の人生の真価が問われる場でもあると思います。惜しまれるのか、そうでないのか……。あのとき、もしお葬式をするような事態になっていたら、本当にしょうもないお葬式になっていたと思います。
でも死なないで、今なんとか頑張ってやっている。こないだ棺に入ったときに、自分の人生を満足できるものにしようって感じてくれたと思うので、よかったと思います」
妻の金子は、夫の生前葬では、贈る言葉として、「あなたの逝く世界に私が後で逝ったときには、国会で声をかけてくれたように、いち早く私を見つけてください。それまでは、ほかの女性に目もくれず、おとなしく安らかにお休みください」と語った。
それに対し、今回の取材で夫は……。
「先に逝ったら、先に遊んでるから(笑)。来るまで遊んでる」
エラの骨をとっておくよ
夫のこんな言葉にあきれる妻は、9月に亡くなった樹木希林さんの葬儀に参列した内田裕也の振る舞いに感動したという。
「樹木希林さんのお骨をスッとポケットに入れたそうですが、すごく感動して。愛があったんだなって」
これに対し、夫は、
「じゃあ、俺はエラをとっておくから」
と返す。
「私のエラが張ってるからすぐそう言うんです。でも、やっぱり最期は寂しいことなく迎えたいから、これからも一緒に歩んでいきたいと思うし、最期にエラの骨を拾ってもらえるような家族関係、婚姻関係が続いていることをまずは願いたいです……(笑)。いなくなってたら拾う人がいないですからね」
妻の愛ある言葉に夫は、
「ほんとだよねぇ〜」
本当に末永くお幸せに……。