TBSの金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』が好調。
「本作は『セカンドバージン』(NHK総合)などで知られるラブストーリーの名手・大石静さんが脚本を手がける完全オリジナル作品。
若年性アルツハイマーを患う女性医師を戸田恵梨香さんが演じ、彼女を明るく健気に支え続ける元小説家の男性をムロツヨシさんが演じています。10年にわたる切ない純愛ストーリーで、初回の平均視聴率は10・4%を記録し、その後も10%台をキープしています」(テレビ誌ライター)
ムードメーカーのムロツヨシ
映画やドラマでさまざまな役を演じてきた戸田だが、
「“こんなに難しいと実感したことがなかった”と言うほど、戸田さんはアルツハイマーという病気への理解も含めて役に悩んでいるようです。入り込みすぎて、泣いてはいけないシーンでも涙を流してしまうなど、感情のコントロールがうまくできないこともあるようです」(同・テレビ誌ライター)
そんな彼女に寄り添うように、ムロは撮影現場を必死で盛り上げているという。
「制作発表会見でも、戸田さんがムロさんについて聞かれると“すごく包んでくれる大きいものを持っている方”と言っていました。撮影現場では、ムロさんがムードメーカーとなってギャグを飛ばしています。
第2話のラストシーンでは、ムロさんが戸田さんに2回キスしようとしたら2回とも阻止されるやりとりがあるのですが、実は3回目でキスの予定だったんです。
いよいよ戸田さんとキスできそうなところで、監督からカットの声が。思わずムロさんは“今のはいいでしょ!”とツッコんでいました(笑)」(テレビ局関係者)
笑いの絶えない現場作りには、戸田の“ある秘策”が潜んでいた─。
「戸田さんはムロさんが何を言っても笑ってあげるんですよ。最近では、ムロさんは“恵梨香のおかげで、自分が面白い人だと勘違いできる。お前は本当にイイ女だな!”と言っていましたよ」(制作会社スタッフ)
こんな裏話でも楽しめる秋ドラマ─。筋書きのない裏ストーリーも気になっちゃう!