『FRIDAY』の発売日に、公式サイトを通じてTomoya本人が次のような謝罪コメントを発表したのだ。

《この度はファンの皆様やメンバー、関係者の皆様にご心配やご迷惑をおかけしたこと、また、今回報道にあった彼女に対してお詫び申し上げます。

 7年前の僕はデビューして間もない頃で、ただ勢いよく突っ走ることが自分やバンドのすべてだと思う毎日で、それしか考えていませんでした。社会的なことは何も分かっておらず、未熟な人間だったと反省しております。

 今後はバンドを応援してくれる皆様の期待を裏切る事なく、精進していきますので今後ともよろしくお願いします》

 ここで注目すべき点は、きちんと被害女性に対しての謝罪がなされていることだ。ワンオクが所属する事務所は数多くのタレントを擁する老舗事務所だということが密接に関係している。

「同事務所はタレントを厳しく指導していることでも有名です。不祥事が起きた時の対応の仕方についても熟知している。

 かつて所属していた小出恵介さんに淫行疑惑が浮上したときも、報じられた2日後には、相手女性と示談を済ませて事が大きくなることを防ぎました。同月に開かれた株主総会では、社長自ら頭を下げて謝罪したほどですから」(芸能プロ関係者)

 いまや誰もが認める、世界的なバンドとなった『ワンオク』。 

 危機管理は完璧だった!? 

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。