「一般の国民と同様に、名字や選挙権、被選挙権などをお持ちになります。お住まいも国内外問わず、自由に決められます。
健康保険や国民年金は、守谷さんの扶養家族としてお入りになるでしょう。警備については当面は、警視庁が自宅警備や、お出かけの際の同行などの態勢をとると思います。ただ、自宅の中にまで警察官が入ることはないでしょう」
そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。そんな民間人の生活を楽しみにしている絢子さんは今後、熱望されていることがあるという。
「11月12日に絢子さんが親しい人を集めたお茶会が開催され、一連の結婚関連の行事が終了します。
絢子さんは大学時代は子ども福祉を学び、卒業後に保育士の資格も取られているほどの“子ども好き”。実は、すぐにでもお子さんを欲しがっているそうですよ。父方と母方のおばあさまがご高齢なので、早くひ孫をお見せしたい気持ちがあるのでしょう」(宮内庁関係者)
晩餐会に参加された眞子さま
幸せいっぱいの絢子さんに対し、小室圭さん(27)と結婚延期中である秋篠宮家の長女・眞子さまも、冒頭の晩餐会に秋篠宮ご夫妻とは別のテーブルで出席されていた。
「本来ならば、11月4日に都内の『帝国ホテル』で結婚式が予定されていたので、周囲はソワソワしていたんです。
午後6時ごろ、淡いブルーのロングドレス姿でホテルの玄関口に現れた眞子さまは、待っていた一般の方々に笑顔で応じられましたが、少し元気がないようにも感じました」(秋篠宮家関係者)
絢子さんと慧さんの晴れ姿を、自分と圭さんに重ね合わせて晩餐会をご覧になっていたのかもしれない─。
今回、絢子さんは皇族時代から務めていた『日加協会』と『日本海洋少年団連盟』の2つの名誉総裁職を、今後も引き続き担うことを表明。これはかつて例がないこと。
「皇族の公務ではなくなりますが、団体側がよければ、一般国民になった後もそのまま総裁職などを続けるという女性皇族は今後もいらっしゃるでしょう。
例えば、眞子内親王殿下が結婚された後も『日本工芸会』総裁や『日本テニス協会』名誉総裁の職をそのまま続けられる可能性は十分あります」(山下さん)