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7月27日、東京・品川区にある桐ヶ谷斎場で、高円宮妃久子さまの母・鳥取二三子さんの通夜が執り行われた。
高円宮妃久子さまの母・鳥取二三子さんの通夜で
「久子さまのほか、二三子さんの孫にあたる承子さま、千家典子さん、守谷絢子さんがご参列。三笠宮家の彬子さまや瑶子さまも出席されました。雅子さまのご両親である小和田恆さんと優美子さん夫妻や、旧宮家の方々からのお花も供えられていましたね」(皇室担当記者、以下同)
7月18日、老衰のため96歳で亡くなった二三子さん。
「外交官の父を持ち、幼いころからフランスで暮らしていました。'53年に商社勤務だった鳥取滋治郎さんと結婚し、翌年に久子さまがご誕生。ニューヨークやパリなど海外生活も長かったといいます」
『フランス語婦人会』の会長を務めるなど、日仏の交流に尽力し、'13年にはフランス政府から勲章が授与された。
「夫の滋治郎さんが'14年に亡くなってから、二三子さんはひとり暮らしとなりました。ご高齢のおばあさまをとりわけ気にかけていたのが、久子さまの三女である絢子さんです。幼いころから“おばあちゃんっ子”でしたからね」(高円宮家関係者、以下同)
守谷慧さんと'18年に結婚した絢子さん。翌年授かった第1子とともに、ご家族で都内にある二三子さん邸へ引っ越したのはコロナ禍真っ只中のころだという。
「当時、二三子さんはすでに施設に入居していましたが、ご自宅にはたくさんの荷物がありました。二三子さんの思い出の場所を守るべく、ご一家での転居を決断した絢子さんは、立派な“おばあさま孝行”を成し遂げたわけです」