若手女優を嫌いになる3つの理由
さて、続いてはそれぞれを選んだ具体的な理由を見ていきましょう。(原文ママ)
【1位 広瀬すず】
「姉妹であまり仲が良くなく、喧嘩した時にも爪を立てて引っ掻きあったりしたとテレビで言っていて、姉妹仲が悪いとあまりいい印象じゃなかったので」(29歳・東京都)
「バラエティーで見た時に、周りを振り回していて、わがままでマイペースすぎていて腹が立ったので」(32歳・大阪府)
「その容姿によって自分が優遇されることを、当然と感じて思い上がっていそう」(29歳・茨城県)
「以前、とんねるずのおかげでしたという番組で、裏方のスタッフを小馬鹿にするような話をしていたことが未だに引っ掛かっている。子供の頃の話だとは思うのだが……。また、出ている作品が漫画やアニメ原作のものが中心で、あまり実力派なイメージもない」(31歳・東京都)
「特に演技が上手いわけではないのに、気取っている雰囲気が可愛げがない」(33歳・広島県)
【2位 土屋太鳳】
「普段あまり人を嫌いと思わないけど、彼女がテレビに出ているのを見かけると嫌悪感を感じてしまう。ほかの芸能人が『絶対いい子』と言っていたけどそうは思えない」(31歳・徳島県)
「頑張っているアピールが暑苦しいし見苦しい。プロ意識の使い方が間違っている」(28歳・長野県)
「顔がでかくて、相手役とのバランスが悪い。どれを演じても差がない」(34歳・静岡県)
「可愛らしいし性格も良さそうだけど、ミステリアスな部分が一切ないのでそれが逆に怖くて苦手です」(27歳・東京都)
「しゃべり方や言葉の言い方が気持ち悪い。裏の顔がある。男の前だけぶりっこに見えてしまう」(24歳・岡山県)
【3位 吉岡里帆】
「向井理とのドラマを見て演技力がオーバー過ぎると思うし、イマドキでない雰囲気が苦手」(34歳・千葉県)
「本音をいうと私にとってはどうでもいいのですが、女が嫌いな女の顔っていうのはすごくよくわかる」(32歳・神奈川県)
「あざとい。演技と顔がとにかく苦手。人が喜ぶ仕草とかを分かってやってるところが、顔の割に計算高く怖い女だなと感じる」(36歳・愛知県)
「顔が好きじゃない」(39歳・兵庫県)
【4位 桜井日奈子】
「ドラマでの役柄が苦手だったのか、苦手なイメージがついてしまっている」(21歳・兵庫県)
「顔が古くさくて笑顔が不自然だから」(31歳・静岡県)
「表情があまり自然に感じられないから」(34歳・滋賀県)
「おっとりとした喋り方が苦手」(24歳・埼玉県)
【5位 二階堂ふみ】
「性格がきつそうだし、我が強そう」(27歳・新潟県)
「かわいくないのに男をとっかえひっかえするから」(39歳・愛知県)
「ごちになりますの任期を満たしてないのに、私用でやめたことで無責任に感じたから」(29歳・大阪府)
「独特な癖があるので親しみにくい」(35歳・新潟県)
【6位 池田エライザ】
「強気なイメージ、いばりそう」(31歳・神奈川県)
「ギャルっぽい感じが苦手なので」(38歳・愛知県)
「性格がきつそうだから」(36歳・大阪府)
【7位 森川 葵】
「番組で俳優に対して好きだという告白をしていて、仕事中なのにアプローチをしているような印象を持ち、あまり好きではなくなりました」(28歳・大阪府)
「パッとしない。人気が出そうにない。華がない」(37歳・東京都)
「あまり自分が好きなタイプではないから」(28歳・宮城県)
【8位 有村架純】
「演技が上手いと思っていそうなところ」(24歳・大阪府)
「ぶりっこしていそう」(36歳・東京都)
「どこがいいのか分からない」(31歳・沖縄県)
【9位 広瀬アリス】
「名前が可愛いから自分のことを可愛いと思ってる感じがする」(25歳・千葉県)
「飾ってなくて一般人みたいな雰囲気」(35歳・熊本県)
「笑い方が下品」(32歳・富山県)
【10位 小松菜奈】
「男関係が派手そう」(39歳・神奈川県)
「性格がきつそうだから」(29歳・島根県)
◆◆◆
土屋太鳳や二階堂ふみなどを挙げる人に多かったのが、風貌や声などからナチュラルに嫌悪感を覚えるという声です。また有村架純など、演技力に対するネガな評価も大きく影響している様子。一方、広瀬すずや森川葵などについては、たまに見せる素顔やプライベートに関する言動から嫌いになったという声が多かった印象です。
つまり、生理的に苦手なタイプ、仕事の能力が低くて嫌いなタイプ、人柄が嫌いなタイプに分けられるということ。このあたりは、実際の人間関係と同様の傾向と言えそうですよね。
また3つめの人柄については、バラエティ番組出演時のちょっとしたエピソード披露で“嫌い”のトリガーが引かれてしまったりするケースが多いようで、本人は「隠しごとをしないカジュアルな自分」を演出しているのかも知れませんが、それが思いっきり裏目に出るケースもあるということでしょう。
SNSでの発信力が求められるこのご時世、うかつなプライベートの披露で足もとをすくわれるケースだって少なくなさそうです。
若手女優は圧倒的な美貌と、最低限の演技力を備えていればいい……というのは、今や昔のこと。プライベートを切り売りし、人間性まで問われるご時世において、第一線で活躍するためには、並外れた努力が必要ということなのでしょうね。
見た目がいいから人生イージーモードで羨ましい一方、過酷な人気商売でしのぎを削る彼女たちを、ちょっぴり不憫(ふびん)に感じませんか?
<文/雛菊あんじ>