松岡茉優とHey!Say!JUMPの有岡大貴の交際が発覚した。
まず、12月5日付のスポーツ報知が報じ、同日5時前に『NEWSポストセブン』(『女性セブン』を転載するニュースメディア)も同じくこの熱愛記事を配信している。
どちらも、2年前にふたりが共通の知人を介して知り合ったとしている。交際しているのは間違いないようだが、今回の報道を通して見えてくるものがある。
「6日発売の本誌『女性セブン』は、少なくとも3日には記事を仕上げて印刷所に回します。そして発売日前日には“早刷り”と呼ばれる雑誌が、マスコミ各社の手に渡ります。
対するスポーツ紙は刷りあがる数時間前まで作業ができる。ですから、先に取材を終えているのは『セブン』のはずなのに、残念なことに“同時スクープ”のような見られ方をしてしまうのです」(週刊誌記者)
たしかに『報知』の誌面には《4日、スポーツ報知の取材でわかった》としている。
「週刊誌のスクープにさせたくなくて、芸能事務所が、普段から付き合いのあるスポーツ紙の記者に情報を流して、先に書かせることで“スクープ潰し”をするというのはよくあることです。どうしても週刊誌は出来上がるまでに時間がかかりますからね……」(前出・週刊誌記者)
今回の報道を読み解く鍵は
『セブン』によれば、ふたりはセキリュティの充実した同じマンションに住み、《外でのデートは厳禁》とある。つまり、目撃情報がほとんどないということだろう。となると、ふたりの交際情報は、彼らからごくごく近い筋からの情報だということがわかる。
そして、今回の報道を読み解くポイントは、ふたりの事務所が『報知』に出したコメントにある。
「ジャニーズ事務所の“ノーコメント”に対し、松岡の事務所は“担当者が外出しており、お答えできません”という、コメント。でも、いまどき、外出してるから連絡を取れないなんてことはないですよ(笑)。“ノーコメント”だと、肯定したと取られてしまいますが、だからといっていってハッキリ否定もできない状況にあるということなんです」(芸能プロ関係者)
決定的なツーショットを撮られたわけでもないので、お決まりの“仲のいい友人のひとりです”というコメントでもよかったハズ。しかし今回、双方の事務所が交際を暗に認めるような回答をしたことから見えてくるのは、とある可能性だ。
「リーク元が松岡か有岡本人、あるいはふたりの相談を受けた関係者である可能性も捨てがたいです。芸能人が週刊誌の編集部や記者に、何らかの手段を使って情報を寄せるパターンも、実はよくある話なんです。
もしかすると彼らは事務所に交際を反対されたがために、世間に交際の事実を公にしたかったのではないでしょうか。となると、その先の結婚が視野に入っているのかもしれませんね」(前出・週刊誌記者)
この交際報道が今後、どう展開するのか興味深い。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。