「セクハラ罪という罪はない」という麻生財務相の迷言まで飛び出した。
セクハラ発言の舞台となったバーも被害をこうむっていた。
「年中無休なのに騒動の影響で2日間、閉めていましたよ。辞任の夜なんかはマスコミが取材に来て大変だったから」
と常連客が明かす。続けて、「福田さんはあれ以来、顔も見せないって。いつもソファ席に腰かけるから話したりはしないけどよく見る顔だったそう。迷惑かけたのひと言くらいあってもいいですよね」
財務省もおしゃれバー通いもやめた福田氏は何をしているのだろうか。
内閣人事局に再就職をしたのか尋ねてみると、
「9月時点まででは再就職されていないですね」
と回答。
目黒区にある豪邸を訪ねてみても明かりはついているのにインターホンを鳴らしても応答はなかった。
永田町関係者は福田氏のこうした反応を「わかりやすい動きだ」と解説する。
「いい企業への天下りを目論んでいるんだと思いますよ。あれだけの経歴を誇った方ですからね、相当いいところに天下る狙いだと思います。
そのためには1にセクハラは否定し続けること、2に世間に忘れてもらうこと、3に新たな問題を起こさないことが大切になってきますから、今はとにかく雲隠れを決め込んでるんじゃないでしょうかね。
2年以内にいい会社のいいポストに天下って再び高給取りになっていると思いますよ」