魅力その1 キムタク人気ドラマの大鉄則を踏襲した「主人公像」
『JUDGE EYES:死神の遺言』の舞台は、妖しくも魅力的な人々が集まる大歓楽街、東京・神室町。木村拓哉が演じる元弁護士の探偵・八神隆之は、ある事件をきっかけにこの街で小さな探偵事務所を開きます。
「法律の専門知識を持ちながら、何よりも人情を優先し、街の人のどんな依頼にも親身になって応えていく」。
この人物像はもちろん設定の細かな違いはあれど、どこか「テレビドラマの木村拓哉」を、ふと思い出しはしませんか?
例えば、筆者がプレーしていてなんとなく思い出したのは、木村拓哉の主演作『HERO』(フジテレビ系)。
それこそ『JUDGE EYES:死神の遺言』の主人公と同じように、木村拓哉が法律の専門知識とともに自分の信念を貫き通す男性を演
また、ミステリアスな街を颯爽(さっそう)と駆け抜ける主人公を見て、同じく人気ドラマ『ギフト』(フジテレビ系)を思い出したという人もいるかもしれません。
もしくは身ひとつで敵と戦う激しいアクションに、出演最新作である『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)を思い出した、という人もいたかもしれません。
そんなふうに、きっとここ20年のテレビ視聴者であれば、誰しもひとつくらいは、強固な「テレビドラマの木村拓哉」のイメージを持っていると思います。
それらを木村拓哉初のゲーム化に際し、主人公・八神隆之のキャラクターに自然と重ねた『JUDGE EYES:死神の遺言』。
キムタクの人気ドラマの大鉄則から外れない主人公像を、ゲームでもしっかり立てていることで、長らくドラマを見てきたユーザーたちは、この魅力あるゲームの物語にも、始まりからごく自然に入っていくことができています。