《今日は卒園式です。そして四月は入学式。麗禾の入学式は参加できなく悲しかったですが今年の入学式は参加できそうで嬉しいです。とにかく、卒園おめでとう》
3月14日にブログを更新した市川海老蔵。この日は'17年6月に亡くなった小林麻央さんとの息子である勸玄くんの幼稚園卒園式の日だった。
「勸玄くんは5月に、十三代目市川團十郎白猿を襲名する海老蔵さんとともに、八代目市川新之助を襲名します。襲名会見で海老蔵さんは、“いちばん伝えたいのは父と(小林)麻央。伝えたい人がいないのは悲しいこと”と話し、寂しさをのぞかせていましたね」(スポーツ紙記者)
襲名だけでなく、息子の成長を見続けたかったであろう麻央さん。幼稚園の卒園を見届けることはかなわなかったが、実は海老蔵もこの日、息子の節目に立ち会うことはできなかった。
「海老蔵さんはその日、大阪での公演があり、東京にいなかったんですよね。だから代わりに……ということなんでしょうね」(歌舞伎関係者)
そう、勸玄くんの節目に駆けつけたのは、麻央さんの姉の小林麻耶だったのだ。
海老蔵との再婚報道に揺れて
「シックな紺のスーツ姿で来ていた麻耶さんは、うれしそうに保護者席で勸玄くんを見守っていました。芸能界はすでに引退しているみたいでしたけど、変わらずおきれいでしたよ」(式の参加者)
小林は、勸玄くんの式が終わった後は、一緒に食事に出かけるなどすることもなく一行とは別れ、ひとりで帰路についた。
今回は、小林にとってある種の“けじめ”であると前出の歌舞伎関係者が語る。
「麻央さんの闘病中、また亡くなられてからも、麻耶さんは海老蔵さんや子どもたちを全力でサポートしてきました。海老蔵さんはお仕事で家を空けることも多いですから、育児なども手助けしてきました」
しかし、そういった状況に対し、“海老蔵が小林麻耶と再婚か”と書き立てるメディアまで出てきてしまった。
「麻耶さんは自分が海老蔵さん一家をサポートすることでこういった報道などで逆に迷惑をかけてしまうと考えるようになりました。また、麻耶さん自身も結婚しましたしね。
ずっと見守ってきた勸玄くんの卒園式ですから、海老蔵さんの不在もありましたが、今回はきちんと立ち会い、これからは親戚として関係性はそのまま手助けなどに関して少し身を引くことになりそうです」(前出・歌舞伎関係者)
麻央さんが愛した夫と子どもたち、そして姉。それぞれの節目を天国で祝福していることだろう。