表情が暗くなっていたなって思います。でも、今は気にせず全開で笑えるようになりましたし、人の目を見て話すことが怖くなくなりました」
そんな話題となった有村の整形だが、かつて彼女を傷つけた“現場”であるネット上でも、彼女の思いを後押しする好意的な意見が目立った。
それはタレントたちも同様で、お笑いコンビ・おぎやはぎの2人は自身のラジオで「何がいいって、表情ね(中略)表情を見たときに、ああ、これは大成功だって」(小木博明)、「こんだけナチュラルに成功すると、こんなに絶賛なんだな」(矢作兼)と話し、また美容家のIKKOも加齢による変化を心配しつつも「(整形は)本人がそれで幸せになればいいと思う。これ見ると確かに可愛くはなってますよね」と出演番組でコメントした。
昨今、若年層を中心に美容整形へのハードルが低くなっている。美容整形に詳しい医療ジャーナリストの大竹奉一氏は、次のように話す。
「メスを入れない施術が流行っていましたが、やはり注射だけでは効果は薄いということで、先日開かれた美容外科学会では“手術に戻ろう”がテーマでした。技術が進化していることでリスクや副作用の少ない手術も増えています」
日本に比べ整形を公表する芸能人も少なくない“整形大国”韓国。現地へ整形ツアーに出かける日本人も多く、芸能界でも先日、舌がんを公表した堀ちえみも韓国で美容整形手術を受けていた。
「韓国での手術には十分に注意が必要です。美容整形において手術と同様に重要なのがアフターケアです。手術を1回したら終わりではなく、手術以降も老化は進むし、顔はどんどん変わっていきます。そんな変化に対してきちんとアフターケアをしてくれるクリニックを選ぶべき。
もう1度、韓国に行ってアフターケアを受ける人は少ないので日本の外科医が韓国で手術を受けた人の駆け込み寺になっているという現状もあります。有村さんも大きな手術ですので手術の影響がおさまるのは半年後くらいかと思います。最初は1週間に1回、その後も1か月に1回など定期的に検診を受けたほうがよいと思いますね」(同・大竹氏)
“新しい自分”を手に入れた有村の今後は─。
「コンプレックスがあって、お家にこもることが多かったのですが、これからはあまり暗いことは考えずに前を向いていきたいです。4月に舞台のお仕事があって、秋には主演の舞台も控えているので頑張っていきたいと思っています。あとは、私自身がお洋服やコスメのことがすごく好きなので、そういったお仕事もできたらと思います」