「小室さんは現在、学生でただひとりだけがもらえる返済義務がない給付型の『マーティン奨学金』で、学費や寮費、日米の往復航空券、書籍代などをカバーする年間約1千万円の支援を受けています。しかし、この奨学金はLLMコースだけで、JDコースに進むとなると、また新たな奨学金に申請して、大学側からの認可が必要です。
もちろん、多額の奨学金の基準はかなり高いため、彼が審査に落ちる可能性は十分ありますよ」(同・皇室担当記者)
もし、奨学金の審査に落ちた場合、400万円超の金銭トラブルに苦しむ小室家はどうお金を捻出するのか……。
そもそも、今後の話し合いの中で、小室さん側から元婚約者側へ返金の可能性があるのかを上芝弁護士に聞いてみると、
「“返金”という言葉を使うと、借りたものに対する反応になってしまいますし返すという話にはなっていません。
そういった話になるかどうかは、今後の進展によって選択肢になる可能性はあります。
お金が渡るということを念頭に置いているわけではないですが、可能性の問題という意味です。そういった状況になるのは、明確な理由が必要になってくると思うので、そのあたりがきちんと整理できるかどうかだと思います」
さらに上芝弁護士は、
「当然、トラブルを解決するのは早いほうがいい」
とのこと。トラブルを解決したいというのは、双方とも同じようだが、話し合いはどれほど進んでいるのか。
「3月中旬に上芝弁護士の事務所に電話しましたが、不在だったので自分の携帯番号を伝えました。私が代理人になったことが報じられ、いったんご挨拶のつもりで電話したので“折り返さなくてもけっこうです”と伝言もお願いしました。それ以降は連絡していませんし、相手からの連絡もありません」(Aさん)
つまり“小室文書”の公表から2か月以上がたつものの、事態はまったく動いていないということ。
「宮内庁は昨年2月、眞子さまのご結婚を'20年まで延期すると発表しました。
小室さんの初動が遅かったことも原因ですが、金銭トラブル解決まではまだ時間がかかりそうなので、来年のご結婚も怪しくなってきているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
竹田さん側は今後、どのような展開を想定しているのだろうか。
「竹田さんの体調や精神状態が回復してから、彼の意向を聞こうと思っています。そのあと、竹田さんとふたりで相手側の代理人とお会いして、お互いの溝を確認したいです。
もちろん、私は自分の意見は挟まず、あくまで竹田さんの意向を伝えるだけの役に徹するつもりです。なるべく早く解決させたいので、できれば4月中には相手側と実際にお会いしたいとは思っています」(Aさん)
一向にメドが立たない“結婚シナリオ”に、眞子さまも焦りを感じておられるのではないだろうか─。