――今回のソロアルバムを30歳という区切りのタイミングでリリースされましたが、30代を迎えるにあたって心境の変化はありましたか?
「昔は、“何歳までにどうなりたい”みたいな考えがあったんです。でも、いまは逆に、この歌い方だとしたら、あと何年歌えるのかなとか。歌い始めて14年になるんですが、そろそろ折り返しにきているのかなと思うことはあります。
玉置浩二さんのような、ずっとアグレッシブな活動を続けられていらっしゃる大先輩方は、こういう発声の仕方だから長く歌えているんだなとか。ずっと歌い続けたいと思っているので、なおさらそういうことを意識するようになりました」
――「あと何年歌えるのかな」と考えることがあるんですね。
「4~5年前に声帯結節ができて、少し裏声が出にくくなったときがありました。手術を考えた時期もあったのですが、1度取っても“ペンだこ”と同じで、使っていると同じところに同じ形のこぶができてしまうことが多い。なので、付き合っていく方法を選びました。そこから、だいぶノドが強くなったんじゃないかと思います」
――大野さんの“この道の先に”は何が見えていますか?
「僕、3〜4か月先の近い未来しか見ていないかもしれません(笑)。4月5日のリリース記念ライブがどんなものになるかなとか、それが終わると何人かのアーティストと共演するオムニバスイベントがあってとか。ただ、いま見えていることではないんですが、人間味あふれる、たくさんの人に愛してもらえる、心で歌えるシンガーになりたいなという気持ちはあります」
――では、30代での目標や挑戦したいことを教えてください。
「毎年のように思っていることでもあるんですが、より人間らしく、人間っぽくいたいです。あとは、20代前半のころのように人とのお付き合いの輪を広げたいなと思います。最近、ちょっと落ち着いてきてしまっている気がするので、刺激を受けるためにも、冒険心を忘れちゃいけないなと。
それと、ここのところ、趣味の釣りにめっきり行けてないので、行きたいですし、ゴルフも始めてみたいです。スタッフに上手な人がいて。(Da-iCEの岩岡)徹くんも、始めるって言って道具一式をそろえているんです。なんか、ゴルフできる人ってカッコいいじゃないですか(笑)」
■Solo album『この道の先に』
4月3日(水)発売
※HMV・Loppi限定盤(CD+DVD) 2800円 (税込み)
そのほか、各種配信サイト、ストリーミングサイトにて配信
■ソロアルバムリリース記念ライブ
4月5日(金)/19時30分開演
神奈川・新江ノ島水族館 相模湾大水槽前特設ステージ
■出演LIVE『SWISH TOUR 2019~Spring Edition~』
4月7日(日)OSAKA SWISH@BIGCAT
4月14日(日)TOKYO SWISH@TSUTAYA 0-EAST
4月20日(土)SENDAI SWISH@仙台Rensa
詳細は、公式サイト https://da-ice.jp/
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