テレビ朝日を退社した小川彩佳アナウンサーが、6月3日放送の『news23』(TBS系)に鳴り物入りで初登板。そんな小川を“絶対潰す”と、息巻いているのが、古巣・テレビ朝日だ。『報道ステーション』でサブキャスターを務めていた小川が、ライバル番組のメインキャスターに就任することがどうにも許せないらしい。
小川の退社を巡っては、いろいろと取り沙汰された。
「小川アナは決して円満退社とは言えません。辞める理由に彼女の結婚の話も出ていましたが、実際は結婚するかどうかもわからない段階だったそうです」(テレ朝関係者、以下同)
寿退社ならばここまで古巣が怒ることはなかったのか。
「局の幹部は小川アナに怒り心頭ですよ。辞めるときは“結婚”が理由と聞いていたのに、ふたを開けてみたら『報ステ』のライバル番組の新しい“顔”ですからね」
「何としても潰せ!」
小川と『報ステ』の関係は確かに微妙だった。
「富川悠太アナの『報ステ』になってしまった時点で、小川アナは居場所がなくなったと思った。『news23』への移籍も、現場で小川アナと働いていた人間からすると、仕方ないかなとも思います。アナウンサーは結局、テレビに出てナンボですから」
富川と馬が合わなかったことはさんざん報じられてきた。
「小川アナは再び『報ステ』に戻ることは考えていませんでした。富川アナとの確執は、そうとう根深かったですからね。『報ステ』を辞めてから、彼女の顔色がよくなったと言われていましたよ」
そして4月の退社から時を置かずして『news23』に登板となったわけだ。
「新生『news23』の放送前は、どんな目玉企画やサプライズがあるかと思って、『報ステ』のスタッフたちはヒヤヒヤしていました。でも、実際に放送が始まったら、何も目新しいことはなくて、拍子抜け。正直安心しちゃいましたよ。上層部から現場には“23を何としても潰せ!”という号令がかかっていましたから」
実際、戦々恐々だったテレ朝は小川初登板の夜、特別な“小川シフト”を用意していた。人気バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』を月曜に戻し、スペシャル特番としてぶつけてきていたのだ。しかし、それも杞憂に終わった。期待された新生『news23』だが、3日の視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。
ライバル陣は強力そのもの。常に10%超の視聴率を叩き出す『報ステ』。有働由美子アナ(50)をメインキャスターに迎え、視聴率2ケタをうかがう日テレ系『news zero』。4月から三田友梨佳アナ(31)を抜てきしたフジテレビ系『Live News α』。ライバルはどう思っているのか。
「小川アナの『news23』は、最初から“眼中”にありませんよ。こちらは有働アナで視聴率を落とさないことに必死ですから。でも、平日夜のニュース番組って、新番組になっていきなり視聴率が上がることは、あまりないんです。視聴者は毎日見ている人が主ですから、いつも見ている馴染みの番組を選びます。最初のころに視聴率がよくないのは、ある意味、仕方ないんです。でも、番組が継続して、しだいに“ファン”がつけば、視聴率は伸びてくるでしょう」(日テレ関係者)
まずはじっくり観戦と行きたいところだが、小川には次の大ネタが控えている。
「小川アナは5月に結婚という報道もありましたが、まだ結婚はしていません。でも、交際相手と結婚することは固まったと聞いています。お相手は医療関係者です」(テレ朝関係者)
夜の番組戦争からも目が離せない。