6月30日、落語家の春風亭昇太が、司会を務める番組『笑点』(日本テレビ系)で結婚することを明らかにした。『笑点』ではずっと独身であることを茶化される“独身キャラ”で、周りからもイジられ、自身もネタにするほどだった昇太。放送終了後に報道陣の取材に応じた彼は、結婚相手について、“専門学校で働く40歳で、茶道をたしなむ着物が似合う和風の方”と明かした。
「昇太さんの結婚相手は、以前は宝珠小夏の芸名で宝塚歌劇団に所属していた女性です。退団後は犬のトリマーとなり、現在は祖父が創始者である老舗ペット関連学校の役員だそうです。宝塚上がりの容姿だけでなく家柄もしっかりした女性で、おたがい10年以上前から面識はあったそうですが、3年前から距離が縮まり、そのまま結婚に至ったそうです」(芸能レポーター)
手料理を振舞われる仲で
独身キャラで押していた昇太だが、まったく“相手”がいなかったわけではない。かねてからウワサされていたのが、女優の吉田羊だ。
「ふたりは10年以上前にお酒の席で知り合ってからというもの、一緒に飲みに行って親交を深めていました。'15年に放送されたバラエティー番組で吉田さんが“50歳になってもひとりだったら昇太さんがもらってくれる”と話していたことからも親密さがうかがえます」(落語関係者)
昇太の自宅からほど近いスーパーでも、吉田の姿は目撃されており、
「昇太さんはお弟子さんと一緒によく買い出しに来るのですが、その中にときどき吉田さんも交じっていました。昇太さんは料理好きが高じて、リビングに小料理屋風のカウンターを設けたほどです。吉田さんも彼の手料理をごちそうになっていたと思いますよ」(近所の住民)
友達以上の関係と言ってもいいはずなのに、昇太の結婚に対して、吉田はまったくコメントを出していない。長年友情を育んできた彼女は、何を思うのだろうか。結婚発表から3日後、出演する舞台の稽古終わりに直撃した。
─春風亭昇太さんが結婚してしまいましたが、どのような心境ですか?
「……おめでとうございます」
深くかぶった帽子とマスクの合間の目元からは、戸惑いながらも、はにかむ様子がうかがえた。
─吉田さんには結婚のご予定はございますか?
「ないです。ないです」
苦笑しながらタクシーで帰路につく吉田。少々のよそよそしさを感じたのは気のせいだろうか。彼女が出演する舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』は、“すれ違ってばかりの恋人同士”が主人公。実は、このふたりもそうだったのかも……?