「深田さんは(身体のラインが出る)泥棒スーツを着るとき“恥ずかしい!”と言い続けています(笑)。華と和馬の“ロミジュリ”感の場面も最初は恥ずかしがっていたけれど、最近は楽しんでいるようです。深田さんにとっての“恥ずかしい!”ことは、イコール深田さんの魅力をどんどん引き出すことになるんです(笑)。恥ずかしさと戦いながらの深田さんの華をぜひお楽しみください」
ギリギリカッコいい“泥棒スーツ”
華が図書館司書の昼の顔と、泥棒の夜の顔がまるで違って見えるようなメリハリ、痛快さに加えて大切にしているものがあるそう。
「“ギリギリ感”です。B級感があったり、ふざけすぎていたりするけれど“ギリギリ”のところで品やカッコよさを保つ。円城寺の場面なども、プロダンサーの大貫さんでなかったらすべってしまうシーンです」
Lの一族の“泥棒スーツ”もそのひとつ。
「衣装デザイナーの柘植伊佐夫さんには、それぞれのイメージカラーを反映しつつ戦隊ものにならない絶妙なラインをお願いしました。結果、とても素敵なデザインにしていただきました」
深田と7年ぶりに共演する瀬戸は、役作りのため体形をビルドアップ。
「瀬戸さんは女装する役ができるほど細いので、今回は警察官ということもありオファー時にビルドアップをお願いしたんですが、1か月後くらいに初めてお会いしたらすでにカッチカチに(笑)。
すぐに肉体改造を始めてくれたそうです。