精神的に参っている男児
さて、被告は根っからのショタコン(少年性愛)だったのだろうか?
「裁判で被告は“男運が悪く、DVや浮気を何度もされてきた。アザができ、大ケガをしたこともある。自分を大事にしてくれる人はいなかった。12歳の男児は誰よりも大事にしてくれたので大人に見えた”などと犯行理由を述べていました」(同)
しかし、被告の同級生は「狙ったのは12歳の男児だけではないはず」と話す。
「事件の少し前は荒野行動で知り合った中学生とも付き合っていたようです」
と、この同級生。
被告は犯行当時、子どもの保育園への送り迎えは実家の両親に任せ、子どもたちを外へ遊びに行かせることもなかった。しかし現在、被告は実家に戻って子どもたちと遊んだり、食事を作ったり、風呂に入れたりして、母親らしく過ごしているという。
「男児の親とは示談が成立していて、もう会わないと約束しています。ところが、男児は精神的に参っていて“会いたい”とゴネているようです。
被告は初犯なので、おそらく執行猶予付きの有罪判決になると思われますが、裁判が終わったら、関西の専門医療施設に入る見込みです。薬物投与とカウンセリングでショタコン治療を行う方向です」(前出の記者)
当該施設へ取材を申し込むと、個人情報を理由に拒否された。
「再犯防止のため、被告の両親とおばさんの三者で監視して、SNSをさせないなどと約束していますし、父親が関係する職場で働くことになっています」(同記者)
高松地裁は9月4日、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
被告の更生と、被害男児の回復を待ちたい。