コスメは使うより買いたかった(笑)
定期的なウォーキング、週に1回のパーソナルトレーニングと、美と健康にもポジティブな大西さんのもうひとつの愛用品は、お酒を飲みながらミネラル補給できるサプリ。
「これを入れて飲むと二日酔いしないので、“飲ん兵衛の味方”のように思われているけど(笑)、それだけじゃないんです。お酒を飲んで酸性に傾きがちな身体をアルカリ性にしてくれるので、健康にもいいんですよね。お酒のときだけでなく、水分を多くとる夏場はお水に入れて、飲んでいます」
好奇心旺盛で、コスメなど、気になるものはどんどん試すタイプ。
「若いころは海外に行くとデューティーフリー(免税店)でまとめ買いしたことも。使うというより買いたかったんですね。ブランド・コスメをズラ〜っと並べると、大人の女性になったような気がする、みたいな(笑)。でも香りやテクスチャーが好みでなかったりして、結局、定番に戻ってきた感じです」
携帯しているポーチに入っているのも長く愛用する定番アイテムばかり。
「爪やすり、リップクリーム、保湿クリーム、小さな鏡。そしてミニブラシも」
そんな大西さんは、1984年にデビューし、今年で35年。'86年にはドラマ『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』で、浅香唯、中村由真とともに風間三姉妹を演じ話題を呼んだ。
「現場は唯ちゃん、由真ちゃんに聞いても同じだと思うけど、撮影はつらいし大変だったという思い出しかないです。夏に蚊の攻撃に遭ったり、コートもマフラーもなし、生足&セーラー服で真冬の海に入ったり。屋外ロケが多く、いつも戦っている。立ち回りのときの青あざと生傷が絶えないんです。
それぞれアイドル活動していたから、可愛い衣装を着てグラビア撮影なんかするんだけど、メイクさんは傷を隠すのに必死(笑)。でもキャストもスタッフもいい人ばかりで、撮影自体は過酷でも、とても楽しかったです」
苦楽をともにした“風間三姉妹”は、いまでも大の仲よし。今夏は4年ぶりにライブを行い、大盛況で幕を閉じた。
「いまでもコスメの情報交換、おいしいお店を教え合ったり、3人集まると女子トークをしています。最近は、リフトアップとか、どこのマッサージがいいとか、エイジング系の話になりがちですが(笑)」
《プロフィール》
おおにし・ゆか ◎1968年生まれ。大阪府出身。'84年にデビュー、'86年の『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』で一躍、人気者に。現在もタレント、歌手、温泉ソムリエなど、多方面で活躍。11月4日にはワンマンライブ『大西結花 30+4 AUTUMN LIVE』が、東京・渋谷のJZ Brat SOUND OF TOKYOにて開催