8月末、記録的な豪雨に見舞われた九州地方。8月28日の未明には、福岡県、佐賀県、長崎県の広い範囲で、気象庁が「命を守る行動を」と呼びかける“警戒レベル5”の大雨特別警報が出された。この豪雨に被災したのが、佐賀県出身の優木まおみの実家だ。

優木さんの実家は、佐賀市で50年以上続く老舗中華料理店です。彼女のお父さんが店主を務めるこちらの店内は、優木さんの写真や掲載された雑誌、その他ポスターなどのグッズが所狭しと飾られていて、優木さん一色のお店ですね」(芸能プロ関係者)

 死者を出すほどの未曾有の被害となった今回の豪雨だが、優木の実家の被害はどれほどだったのか。彼女の父に話を聞いたのは、豪雨から5日ほど経過したタイミングだったが、その爪痕はいまだ残っているようで……。

今日も保険の調査の方が見えたんですけど、店の浸水が床上48センチやったですね。店の冷蔵庫とか室外機と、あと店の車を表に止めていたんですけど、それが水没したので、不具合が出てる感じですね。建物は、1階の木でできたドアが閉まらない状態になっちゃって。あとは下駄箱とかもダメになっちゃいました

 娘の優木は早速、8月29日に自身のブログを更新。写真を交え、

《地元佐賀県の大雨のニュースで、心配のメッセージなどたくさん頂きました。両親、親戚など身近な人に怪我などなく、安堵しましたが、実家は床上浸水の状態でした。地域によってはもっとひどい水位であるということですごく心配ですが、何は無くとも命より大事なものはありません。みなさま、今日このあとも雨が降るようですし、用心に用心を重ねて行動してくださいね》

 と、注意を呼びかけた。

「なんか写真を送ってくれとか言うから送ったら、ブログに載せていましたね。心配してくれている人がいるからとかで」(優木の父、以下同)

 豪雨時、優木は仕事のため偶然にも九州にいたという。

「まおみも鹿児島で仕事があったみたいなんですけどね。それでこっちに来てくれようとしていたんですけど、水害で鹿児島から佐賀まで来ることもできなかったみたいなんですよね。実は、私らも家族で旅行に行ってたんですが、帰ろうとしても通れる道がなくて、いろいろ通れる道を探しながら帰ってきました」

 現在は営業を再開しているが、店内に置いていた優木のグッズなどもびしょ濡れとなり、いまだにそれらを乾かしたりといった対応に追われているという。