長女の気持ちを推測
その一方で、同日には“眞子さまのご結婚の見通し”に関する宮内記者会からの質問に対して、次のように文書で回答された紀子さま。
《長女は、さまざまな思いを抱えていると思います。このような状況で、長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います》
お代替わりに伴い、秋篠宮さまは皇太子と同格の『皇嗣』となられたことで、今年から紀子さまもお誕生日に文書で記者からの質問に回答されることに。
ただ、国民の関心事となっている眞子さまと小室圭さんの結婚問題については、具体的な言及を避けられた。
眞子さまに関する質問へのご回答について、宮内庁ОBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように話す。
「文書回答の内容からは、眞子内親王殿下から結婚に関する話を聞いておられるのかどうかはわかりません。
ただ、《長女の気持ちを推測》とも書かれていますので、具体的には聞いておられないのでしょう。
紀子妃殿下は、眞子内親王殿下自身がさまざまな状況を踏まえたうえで、周囲の期待にも応えられる道を選んでくれるだろうと信じ、任せておられるのだと思います」
今年6月、北欧への公式訪問前に行われた記者会見でも、秋篠宮さまは、眞子さまのご結婚について踏み込んだ発言はされなかった。
「今年6月の北欧公式訪問前の記者会見で、秋篠宮殿下は“娘から話を聞いておりません”とおっしゃっています。
それは、結婚に関して何か進展や相談などがあれば、眞子内親王殿下から自分たちに何かしらのアクションがあると確信されているからでしょう。
この問題に関して、ご家庭でご両親から何度も聞くことはないでしょうから、具体的な進捗状況は把握されていないのだと思います」(山下さん)