男同士の恋愛を描いた『おっさんずラブ』が大ヒットするなど、身近になりつつあるLGBT。でもそれ、間違った知識じゃないですか? のぞいてみたいリアルなLGBTの世界へご案内!
八方不美人の3人が「LGBT」をやさしく解説
最近よく『LGBT』という言葉を耳にするけれど、どういう人たちなのかを自信を持って言える人は少ないのでは?
全国の20歳~59歳の男女6万人を対象に行った調査(電通調べ)によると、LGBT人口は全体の8・9パーセントを占め、左利きやAB型の人口と変わらない、11人に1人がLGBTということに。
そんな今だからこそ知っておきたい、いろんなことを、ドラァグクイーンによる新宿二丁目発本格派ディーヴァ・ユニット『八方不美人』の3人に教えてもらいました!
■ L=レズビアン
エスム:「L」はレズビアン、女性を愛する女性ね。
ドリアン:アカデミー賞で司会を務めたエレン・デジェネレスが今アメリカでいちばん有名なレズビアン!
ホイみ:ジョディ・フォスター、『セックス・アンド・ザ・シティ』ミランダ役のシンシア・ニクソン、元テニス選手のマルチナ・ナブラチロワなどが有名です。
G=ゲイ
ドリアン:「G」はゲイ、男性として男性が好き。私たち3人はゲイです! ステージなどではこんな格好してるけど、ふだんはおじさんなの。
エスム:エルトン・ジョン、ジョージ・マイケル、イアン・ソープ、リッキー・マーティン、おすぎとピーコ、マツコ・デラックスなどもゲイ。若い人に人気のけみお、声優の三ツ矢雄二、文学者のロバート・キャンベルも最近カミングアウトしたんだよね。
■ B=バイセクシャル
ホイみ:同性も異性も恋愛やセックスの対象になるのが「B」のバイセクシュアル。
「同性を好きになる割合:異性を好きになる割合」が7:3の人もいれば5:5の人もいるし、2:8の人も。
ドリアン:レディー・ガガ、マドンナ、日本ではカズレーザーが有名ね。