滝クリが結婚を誰にも言わなかったことは大正解
しかし、私が思うに、誰にも言わなかったことは大正解だと思うのです。
宮根・安藤の「連絡してこいよ」「教えてくれてもいいじゃない」発言には、「ひと言欲しかった」気持ちが表れています。この「ひと言欲しかったオジサン、オバサン」というのは厄介で、それほど関係性が深くないのに、けっこうしつこく、後々まで「報告がなかった」と言うこともあります。
滝クリが局アナであるのなら、仕事上の人間関係はある程度決まっているでしょう。しかし、彼女のようにフリーで活動していると、人脈は財産。交友範囲が広いほうがよいでしょう。多くの知己の中から、誰が「ひと言欲しかったオジサン、オバサン」か確定できない状態で一部の人にだけ漏らすと、「あれ? 私は報告を受けていない」という新たな「ひと言欲しかったオジサン、オバサン」が生まれてしまいます。
また、SNSの時代、安易にLINEを送ってしまうと、それが流出してしまう可能性だってないとは言えない。親しい人に報告しないのはよろしくないとは思いますが、例外のない規則はありません。誰にも言わない、つまり平等な不義理は、ぎりぎりセーフではないでしょうか。
メーガン妃も「非情なオンナ」と言われた
独身時代の人間関係を切る非情なオンナと言われた有名人は、外国にもいます。イギリス王室に嫁ぎ、現在はサセックス侯爵夫人となったアメリカ人の元女優、メーガン・マークルです。メーガンはヘンリー王子より年上でバツイチ、外国人であることから、王室にふさわしくないと見る人もいたようですが、結婚にこぎつけました。そのメーガンが、王子と交際を始めたときに、友達との交際を一方的に断ったとイギリスの大衆紙『デイリースター』が報じたことがあります。多くの友人は「それだけ、王子との交際を大事に思っているのだろう」と理解を示しましたが「計算高い」と怒る人もいたようです。
それでは、縁を切らなければいいのかと言えば、そうでもないようです。メーガンの母親は再婚していて、彼女には異母兄弟がいます。異母姉は『The Diary of Princess Pushy’s Sister』(厚かましいプリンセスを妹に持つ姉の日記)という暴露本を執筆していたと言われるなど、メーガンの足を引っ張ることに余念がありません。異母姉はことあるごとに、メーガンを「野心家」と、ののしっています。