第3部は生バンドによるミュージカル仕立ての演目。ここで佳子さまは、動物のかぶり物をした男性ダンサーたちに混ざり、猫のかぶり物をした女性ダンサーの1人として登場。猫耳とシッポもつけて愛らしく踊り回り、曲の最後にはセンターポジションで“ニャンニャン”ポーズでキメッ! これには会場中が魅了された。
「ダンスはプロ級で、笑顔はアイドル並み。ほかの出演者と比べても、踊りのキレや存在感はまったく見劣りしないどころか、むしろ秀でていました。アイドルグループのような“お嬢様ダンス”とはケタ違い。『モーニング娘。』でいうところの鞘師里保レベルで、ダンサーたちの中でも光っていました」(別の観客)
ラスト曲までステージを務められた佳子さま
発表会の終盤では、SMAPのヒット曲『夜空ノムコウ』に合わせてゆったりと踊ったかと思えば、アメリカのグラミー賞シンガー・P!NKの泣かせる名曲『F**kin' Perfect』で出演者たちがそれぞれ色とりどりのTシャツを羽織って出てくる中、佳子さまは濃いめのピンクをチョイス。続くMCタイムでは、最後列の端から2番目という控えめなポジションに立つも、MCのトークにうなずいたり、笑ってみせたり。最後のダンスナンバーでは再びセンター寄りで踊り続け、カーテンが下がる中、バイバイと手を振りながら笑顔でステージ奥へと消えて行った――。
合計して約4時間。途中休憩やMCタイムもあったとはいえ、この間を踊り続けたのは、そうとうなトレーニングを積んだ証拠。こんなステージを“おしのび”で披露するなんてもったいない――。いつか、時代が佳子さまに追いつき、多くの国民の前でお披露目される日が待ち遠しい。