時折、母親が1人で暮らす実家に食事を届けたりしていたという。
「お母さんは、2人の息子さんについては、教師をやっているとか教育委員会に勤めていると自慢話をするんですが、Aさんの話はまったく聞いたことがありません。教師をしていたとは知りませんでした」(母親の近隣住民)
以前は、自分が購入した家に、母娘で住んでいたが、兄家族とうまくいかなかったように、母ともそりが合わなくなったのかもしれない……。
A教員の兄は、妹のことをどう見ているのか。兄宅に行くと兄嫁の母が対応した。
「Aさんは確かに親戚ですが、私はよく知らなくて……。ここにはAさんはおりません」
と恥さらしな事件に戸惑うばかり。やがて帰宅した教職に就く兄嫁は、口を閉ざしたまま自宅に入っていった。
現在、加害教員4人は、「自宅謹慎という制度はなく、有給休暇を取らせている状態」と、市教育委員会は会見で明かした。
“休暇”は3か月続くようだが、事実上の学校追放。“女帝”とその一味に教壇復帰の可能性は低い。
刑事告訴を検討しているという療養中の男性教諭は、報道機関にメッセージを寄せた。そこには、
「いつか、みんなの前でまた元気になった姿を必ず見せに行きます。その日を夢見て先生も頑張ります」
と希望の言葉が書かれている。子どもたちの歓声が教室に響く日が来ることが、そう遠くないことを願いたい。