「究極の外交官になる─」
皇太子時代の天皇陛下(59)と結婚するにあたり、迷いや周囲の反対があるなか、雅子さまはそんな強い意思を持ち、皇室に嫁ぐことを決められたという。
それから26年余、令和へと時代は変わり、そんな“夢”が叶うときが近づいているかもしれない─。
10月22日、予定どおりなら陛下の即位を国の内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が行われ、高御座に立つ陛下の横で御帳台に立つ雅子さまも皇后の地位に就かれたことが表明される。
『祝賀御列の儀』が延期に
「当初は即位礼の後に、皇居からおふたりの現在のお住まいの赤坂御所までをパレードする『祝賀御列の儀』が予定されていましたが、延期になりました。
台風19号の被害対策を万全にするという政府の方針で、11月10日に行われることになりました」(社会部記者)
100名近い犠牲者数となりうる超大型台風の被害については両陛下も心を痛めており、お見舞いの気持ちを発表されていた。特別仕様車に乗って即位の祝福を受けることに、両陛下は心苦しさをお感じになっていたに違いない。
今から60年前、民間から皇室に嫁いだ上皇后美智子さまは、プライベートから公務に至るまで皇室に変化をもたらしたが、雅子さまはどんな皇后像を目指されるのか─。