「Oさんは平塚さんの仕事が終わった後に飲みに行ったり、一緒にゴルフをプレーしたりするように。間もなく男女の関係になり、彼女の自宅マンションで過ごすことも多くなっていきました。平塚さんはOさんが結婚していることに後になって気がついたようですが、彼は“離婚する”と話していたそうです。彼女もOさんにゾッコンでしたから、いつかは自分と再婚してくれると思っていたんでしょうね」(同・Oさんの知人)
平塚のことはともかく、飯島は夫がガールズバーに通っていることは知っていた。
「昨年末、Oさんが酔いつぶれていたところに飯島さんが迎えにきて連れ帰ったことがありました。店に出ていた平塚さんは一部始終を見ていて、ちょっと気持ちが冷めてしまったといいます。それで関係が崩れかけたそうですが、結局、別れることはありませんでしたね」(同・Oさんの知人)
「否定も肯定もしません」
冒頭の手つなぎデート当日も、ふたりは朝から平塚のマンションで過ごしていた。午後6時前にそろって外出すると、歩いて10分ほどの中華料理店に入る。ビールやウイスキーを飲みながらフカヒレスープや国産牛ロースの野菜唐辛子煮などを楽しんだ。
会話は平塚が働くガールズバーの話題などが中心。O氏が平塚に料理をサーブするなどして恋人同士のように見える。店内は禁煙なので、ふたりはたびたび外に出て灰皿のある喫煙スペースへ。タバコを吸い終わると、平塚が慣れた様子でO氏の頬に唇を寄せてキスをする場面も。
午後8時過ぎに会計をすませ、店から出てきたふたりを直撃した。声をかけると立ち止まったが、記者だと名乗ると苦笑しながら歩き始める。
「素人にもこういうことするんだ?」
とO氏がつぶやいたので、
「不倫相手の方が女優で、奥さまが飯島直子さんですから」と説明すると、納得したような顔に。
─平塚さんとは、1年以上、不倫関係にありますよね?
「否定も肯定もしません」
─平塚さんは結婚したいようですが、飯島さんと離婚されるおつもりですか?
「…………」
その後は、何を聞いても苦笑するばかり。その間、平塚は少し離れたところからこちらを見ていた。
特に驚いたそぶりもなかったが、O氏と目を合わせるとそのままどこかへ歩いていってしまった。O氏も笑みを浮かべながら、タクシーに乗って去っていった。
では、当の平塚はどのように思っているのだろうか。O氏への直撃から3日後、彼女の自宅マンションを訪ねた。
─平塚真由さんですね?
玄関から出てきたところを呼びかけると、気まずそうに小走りになった。
「ふたりの関係は?」
「あれからOさんと連絡はとりましたか?」
「奥さんが飯島直子さんということは知っていますか?」
と問いかけるが、耳にイヤホンを押し込みながら聞こえないフリをする。
─この件に関しては、ノーコメントということですか?
最後の質問に黙ってうなずき、足早に去っていった。
飯島の所属事務所にも、O氏の不倫について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
夫に裏切られてしまった飯島は、'20年1月に公開される映画『太陽の家』で、長渕剛が演じる大工の棟梁の妻を演じている。
「テーマは“優しさ”で、“大切な人”や“家族” への愛を描く感動作です。長渕さんの役は、やんちゃだけれど人情に厚い男。飯島さんは、不器用な彼を支えるしっかり者の女房という役どころですね」(映画ライター)
映画では彼女の努力が報われるようだが、現実の夫婦生活はハッピーエンドを迎えられるだろうか……。