他人の家に土足で上がり込む的なドキュメンタリー性、そこで語られる想像を超えた波乱万丈な人生ドラマがウケているバラエティー番組『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系、以下『家』)。おぎやはぎ・矢作兼(やはぎけん)とビビる大木がMCを務める同番組の公式サイトには、《終電を逃した人に、タクシー代を払うので「家、ついて行ってイイですか?」とお願いし家について行く完全素人ガチバラエティー》と掲げられている。
だが、この《完全素人ガチ》について、たびたび“ある疑惑”が囁かれている。
「出演していた“アラフォー独身男性が、別のドキュメンタリー番組で密着されていた”とか“タレント志望の女子大生が、情報番組の街頭インタビューにも出ていた”とか“地方の駅前でたまたま声をかけたシングルマザーが、別のバラエティー番組にも出ていた”など、ネットでもかなりの数が指摘されていますね。終電を逃した人に声をかけたら、たまたま別の番組にも出演経験のある素人で、そんな偶然が何度もあった……、なんてことありますかね?」(テレビ局関係者)
つまり、番組にふさわしい“面白エピソード”を持っている出演者を、あらかじめ仕込んで撮影しているのでは? というのだ。