実は2度目の大河ドラマ
そんな向井自身は、2月7日で38歳。デビュー以来、数々の作品に出演してきたが、「やっとこの仕事に慣れた感じもありますが、慣れない部分もまだあるんです」と語る。
「僕のデビューは2006年に放送されたCMで、通勤するサラリーマンの役だったんです。そのとき、スタッフやエキストラを含めると50〜60人くらいが現場にいたんですが、それが一斉に動き出して撮影したりする様子を初めて見たとき“これが日常なんだ”って驚いたのと同時に心に違和感を覚えて。
こんな大勢の人たちがバタバタと動く様子って体育祭以来、見たことなかったので、すごく非日常的な光景に映ったんですよ。いまでも、現場に来るとその感覚はありますし、ずっと慣れないんだろうなって思います」
2度目の大河に挑戦
「初めての時代劇が大河ドラマで、『江〜姫たちの戦国〜』だったんです。その現場で1からすべてを教わって、そこからドラマや映画、舞台で時代劇をやるように。それが9年ぶりにまた『麒麟がくる』で足利義輝役で出演させていただくことになり、なにか恩返しができればというか、そういう思いで取り組んでいます。撮影はまだ続きますが、自分がなぜ呼ばれたのかをちゃんと考えて、与えられた役割をきちんと果たしたいですね」
最近コレを買いました
「ロングコートを買いました。子どもがいて行事にも出かけたりするようになったし、間もなく38歳にもなり、これまでちゃんとしたコートを持っていなかったので、一気に3着も。会社員の方が着るようなグレーでベーシックなタイプのものや、デニム地のコートも買いました。お正月に奮発して買ったので、長年使いたいと思います」
テンションの上がる瞬間
「ラグビーはテンション上がりましたね。父親がやっていたのと、僕の母校が明治で応援したりしていたから、ラグビーは昔から好きで。あとは、家で見るバラエティー番組。仕事が終わって10時〜11時くらいから家にいることが多いので、その時間から。お酒を飲み、いろいろひとり言を言いながら見ています(笑)」