中居正広の退所発表で世間の混乱が冷めない中、さらに拍車をかける事態が。
「2月27日に発売された『週刊文春』で、TOKIOの長瀬智也さんが来年の春以降に、ジャニーズ事務所を退所する意向を示していると報道されました」(スポーツ紙記者)
これまでも、長瀬が事務所を辞める可能性があることはたびたび報じられていた。
「'18年4月に、元メンバーの山口達也さんが未成年の女性に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、翌月にグループを脱退し、事務所も退所。バンドの要となるベースが抜けたことで、TOKIOは音楽活動ができなくなり、長瀬さんはそうとうストレスを感じていたといいます」(同・スポーツ紙記者)
昨年9月に関ジャニ8の錦戸亮が事務所を辞め、中居も今年3月で辞めることから、こんな噂も。
「一部のメディアでは、同じ事務所から辞める人が続いたことで、長瀬さんも“彼らが辞めるなら俺も……”と退所の意思を固めたと報じられていますが、実際は違います。たまりにたまったフラストレーションが爆発したんです。かねてから“状況が変わらないのなら、退所も辞さない”と考えていたそうですからね」(ワイドショー関係者)
木村拓哉のソロ公演とJr.のデビューで
事務所も、日に日に募っていく彼の不満を取り除こうとしていたようだ。
「昨年12月に『女性セブン』で、長瀬さんが音楽仲間の紹介で、東京の渋谷で行われたDJイベントに参加したことが報じられました。事務所としては、“ガス抜き”の意味も込めて許可を出したのでしょう。それ以降も、音楽をやらせようと模索していたそうです」(レコード会社関係者)
しかし、それは簡単なことではなかった。
「長瀬さんは音楽に対して、非常に高い理想を持っています。そのためか、日ごろの彼は誰に対しても優しいのですが、音楽のことになると熱くなり、性格が変わってしまうんです。自分の思うようにならないと、誰が相手でも自分の意見を押し通そうとすることも。事務所からすると、彼が納得できるものにするには、かなりの時間とお金がかかってしまう。そうなると、なかなか話が前に進まなかったのではないでしょうか」(同・レコード会社関係者)
長瀬と事務所がすれ違った背景には、こんな事情も。
「昨年から今年にかけて、事務所は木村拓哉さんのソロ公演やSnow Man(スノーマン)とSixTONES(ストーンズ)がデビューするにあたってのプロモーションなどで多忙でした。長瀬さんばかりに時間をかけられなかったのでしょうが、このことで彼の気持ちが冷めてしまった可能性は十分あると思います」(同・レコード会社関係者)
今の長瀬には、“AMBITIOUS”も尽きてしまったのだろうか……。