【5】年を重ねるほど曲線のあるスタイルに
若いころはストレートヘアが似合っても、顔のたるみによりエラ張りが目立つようになると、ミスマッチに。まっすぐの縦ラインが強調され、老け顔に見せる。年を重ねれば重ねるほど、顔のたるみや髪のボリュームダウンをカバーしてくれる、パーマヘアがオススメ。
ゆるやかな曲線の毛流れが、四角いフェイスラインを隠し、女性らしいイメージも与えてくれる。パーマは、ふんわり&ゆるくかけるのが今っぽく仕上げるコツ。
【6】小顔に見せるには前髪にヒケツが!
MAYUMIカットのもうひとつのポイントが“前髪”。一般的なカットでは目尻から目尻を前髪としているのに対し、MAYUMIカットでは正面から見えるすべての髪を前髪としてカットするのが特徴。
前髪の範囲をやや広げてつくることで、顔のたるみや顔まわりの薄毛をカバーしやすい小顔スタイルに。前髪のデザインは、下ろす、分ける、横に流してかきあげる、の3パターン。顔型に合わせて、卵型シルエットに補正して。
【7】MAYUMI流 似合う髪型を見つけるルール
1.身長
160cm未満の人がロングにすると、頭が大きく見えてバランスが悪い。長くても背中のブラジャーの線より上のセミロングまでにするのがオススメ。
2.首の長さ
なで肩の人は首が長く見えるので、ほとんどの髪型(ショート、ボブ、ミディアム、ロング)が似合う。いかり肩の人は首が短く見えるので、鎖骨より下のセミロングか、ロングにすると好バランス。
3.顔
丸顔の人はショートが似合う。縦長シルエットのセミロングやロングも似合うけれど、丸顔を強調してしまうボブはイマイチ。どうしてもボブにしたいなら、縦長シルエットのボブにするのがベター。
面長の人は縦のラインを緩和させるためにも、ボブやミディアムなどの、サイドにふわっとボリュームの出せるスタイルが似合う。ベース顔、四角顔の人は、前髪が口からあごの長さであればショートも似合うが、前髪が長く縦長シルエットが強調されるボブ、ミディアム、ロングが特にイチオシ。
4.目と目の間隔
目と目の間が離れているタイプの人は、童顔に見えるので、大人っぽく見せたい場合は、前髪を流すなどして、ゆるやかなニュアンスをプラスするのがオススメ。
5.体形
太めのタイプの人は、レイヤーを入れた縦長シルエットのスタイルですっきり見せると、全身のバランスがよくなりグッド。ボブは横幅が広く見えてしまうので、オススメしない。
6.ファッション
コンサバ系の人は、フェミニン、エレガントなイメージを出すために、カールをきかせたり、前髪を流すことで、女性らしい優しさを感じさせるスタイルに。おしゃれに敏感なモード系の人は、個性的な前髪を作ったり、シャープなボブやアシンメトリーな髪型にしたり、ハイトーンカラーに挑戦したり、幅広いデザインのバリエーションを楽しんで。