《金曜日のMステ3時間SPなんて密度大丈夫なのか》

《Mステ生放送 タモリさんが年齢的に心配》

《タモさんが絶対にコロナにならない対策をとっているってことだよね?》

《けんさんに続いて今後タモリさんもコロナにやられたら立ち直れない…》

 4月3日に放送される『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)を、いや、司会を務めるタモリを心配する声がSNS上でやまない。

「今回は3時間スペシャルで、出演アーティストも総勢100人近くになります。通常通りの内容であれば、タモさんとのトークも楽しみの一つ。ですが、仮にアーティストの誰かが感染していたとしたら、タモさんにも新型コロナウイルスの“魔の手”が襲いかかるかもしれません。志村さんのこともあるだけに本気で心配です」(スポーツ紙記者)

テレビ朝日広報が出した“対策”

 新型コロナウイルス感染の脅威がますます拡大していく中、芸能人やテレビ局員もそれは例外ではない。業界に衝撃を与えたのが、3月29日に急逝した志村けんさんだ。

「体調に不安があったとはいえ70歳という若さでの死は、新型コロナの恐ろしさを伝えるにはじゅうぶんで、けっして他人ごとではないことを広く知らしめました。

 健康には人一倍気を使っているイメージが強いタモリさんですが、それでも今年で75歳を迎える高齢者です。感染すれば万が一のこともあり得ますし、多くの出演者が揃う番組では感染リスクも高まるのです。

 また出演者の中には、椎名林檎さん率いる『東京事変』など、新型コロナ関係で騒動を起こしたアーティストの名前も連なっています。彼らの出演も不安をかきたてているのかもしれません」(テレビ局関係者)

 志村さんと同じく、日本芸能界の“宝”であるタモリ。そんな彼を心配する冒頭の声の数々だが、「タモリを守れ!」と言わんばかりの対策案も話題に。

《他の出演者との共演は避けて演者と別のスタジオで声だけのやり取りで済ませた方がいい》

《雛壇なしとかトーク短めとか》

《バーチャルタモリにしてほしい》

 みなタモリの無事を願っているのだ。

 では、実際にMステ放送にあたってどんな感染防止対策がとられているだろうか。テレビ朝日広報部に聞いてみると、番組は「生放送」として、

検温、マスク着用、消毒の徹底、マイクを共有しないなどの対策を行っています。その上で、3つの密(密閉・密集・密接)が重なることがないように十分配慮して臨んでいます。テレビ朝日では、原則すべての番組において観客なしの収録を行っており、明日も観客なしでの放送です》

 と、無観客での放送をはじめ、タモリはもちろん、出演者やスタッフを感染から防ぐ対策が取られているようだ。

志村さんの件はもちろん、演者やスタッフの感染を受けて、各局があらためて現場に新型コロナ対策の徹底を指示しているといいます。

 もっとも避けなくてはいけないのが、番組からクラスター(感染者集団)を出すこと。特にタモリさんを含めた高齢の“重鎮”が出演する番組では、重症者や死者が出るかもしれないという危機意識を持って制作にあたらなければいけないのです」(前出・テレビ局関係者)

 これ以上、新型コロナウイルスによる被害者を出してはならない。