マンガやゲームを原作とした舞台作品=「2.5次元」の人気が過熱する今。占い界イチの2.5次元&アニヲタである占い師の阿雅佐(あがさ)さんが、注目の2.5次元俳優を独自の視点で分析します! 今回、分析するのは和田雅成さんです。
第5回 和田雅成
凛々しく引き締まった顔立ちにすらりとした長身。きりりと芯のある佇まい。和田雅成ほど「真剣味」という言葉が似合う俳優はいないだろう。
舞台『K』第二章-AROUSAL OF KING-、舞台「戦国無双」関ヶ原の章、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、「ダイヤのA」TheLIVE2などの2・5次元作品を中心に着々と地歩を固めた彼は、舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺で人気・実力を不動のものとした。
以後も「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME〜」、舞台『弱虫ペダル』 新インターハイ篇~スタートライン~、劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『天下無敵の忍び道』、ミュージカル『薄桜鬼 志譚』、体内活劇『はたらく細胞』、『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGEなどの舞台、テレビドラマ『REAL⇔FAKE』(MBS/TBS)『Re:フォロワー』(朝日放送テレビ/テレビ朝日)『ねぇ先生、知らないの?』(MBS)と立て続けに出演。その活躍は枚挙にいとまがない。
また『おそ松さん』シリーズではF6としてライブツアーを行い、“リハは1度だけ”“本番一発勝負”というテレビ演劇『サクセス荘』(テレビ東京)では達者なアドリブ力も披露。その多才さと可能性を感じさせた。
Hey! Say! JUMPの山田涼介と同じ星をもつ
いったい、和田雅成の魅力の秘密はどこにあるのだろう。彼の生年月日から、その端緒を開いてみたい。
和田雅成は、1991年9月5日生まれの乙女座だ。清潔感に溢れ、礼儀正しく、人生を着実に積み上げる聡明さと計画性を与えられている。
占星術では、太陽を筆頭に月・金星・火星など、約10個の天体を見る。和田雅成の場合、乙女座にある太陽は海王星・天王星と素晴らしい角度を結び、彼に類まれな芸術性と革新的なエネルギーを授けている。いささか専門的な話になるが、これ、占星術的にかなりスゴいことなのだ。俳優などの表現者はもとより、アーティストやクリエイターにも多い配置でもある。
華がある、スター性があると言ってもいい。だがそれだけでは言い尽くせない。「ダンスや殺陣の所作が美しい」「何をやらせてもバシッとキマる」のはまさにギフト。天賦の才である。
同じ星(太陽と海王星・天王星の吉角)を持つ表現者に、Hey! Say! JUMPの山田涼介がいる。文字通り天から愛された感じ、卓越する身体のキレとリズム感、美しい芸術性を理解していただけるのではないか。