活動継続が絶望的ななか、大野は

 悲劇のラストイヤーになりつつある中、にわかに嵐の“活動休止延期説”が浮上している。きっかけは、東京オリンピックの延期だ。

「NHKが、嵐のナビゲーターの存続に関して“現時点で変更することは考えておりません”と、'21年以降も彼らを続投させるかのような含みを持たせる発表をしたんです。それ以来、一部のメディアで嵐が来年以降も活動を継続する可能性があると報道されていますね」(前出・スポーツ紙記者)

 4月7日に発売された『女性自身』では、松本が大野に“ファンへの感謝を直接伝えられないなら、俺は活動休止したくない”と伝えていると報じられた。

 しかし、実際のところ、活動継続は絶望的だ。

大野さんはやはり今年で活動を終えることを望んでいるようです。最近、彼は周囲に“来年以降は、南の国でのんびり過ごしたいな”と話しているそうですから。そうした場所に旅行に行った人が現地の話をすると、興味深そうに聞いているといいます」(大野の知人)

 そもそも、嵐の活動休止は大野が'14年ごろからアイドルであることに疲れて、“普通の人に戻りたい”と思うようになったことに端を発した。

「休止という決断に至るまでには、ときに机を叩いて怒鳴りながら全員で真剣に話し合いを重ねました。グループでの活動を続けたいメンバーもいる中で、この結論にたどりつきました。それは、嵐には“1人が嫌だと思ったことはやらない”というルールがあるから。正直、いまの大野さんのメンタルはギリギリです。そんな彼の気持ちが劇的に変わらない限り、来年以降も活動を続けるのは難しいと思いますよ」(芸能プロ関係者)

 大野だけでなく、いまの5人は万全の状態にあるとは言い難い。

相葉雅紀さんも、3月29日に慕っていた志村けんさんが亡くなり、そうとうショックを受けています。嵐は、よくも悪くも5人で1つです。だからこそ、少しのほころびで一気に崩れてしまうおそれがある。ファンもそんな彼らの様子を感じ取っているのか、NHKナビゲーターが嵐から変更しないことに対して、“もう今年で休ませてあげて”など、活動継続に反対する意見が多数出ていますよ」(同・芸能プロ関係者)

 5人で何度も話し合い、ようやくたどりついた結論を覆すことが、はたして正解と言えるのだろうか……。