3月末で所属事務所を退所し、イタリア留学することを発表。ブルゾンちえみから改名したタレントの藤原史織(29)が4月12日、準レギュラーを務めるバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)を卒業した。

ブルゾンちえみ卒業までの経緯

 ブルゾンちえみとして最後の活動を2017年9月から準レギュラーを務めてきた同番組で締めくくった。3月に解散したお笑いコンビ・ブリリアンのコージこと徳田浩至(32)杉浦大毅(32)も登場し、最後の「35億」ネタも披露した。

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 ブルゾンは番組で準レギュラーに抜擢された当初の悩みも告白。当時はバラエティ未経験で「しゃべれない。行列のあの席に座ってても、あの場所に座りたい芸人さんはたくさんいるのに、私なんかが使ってしまっていいのか」と当時の心境を明かした。

「番組に出演する東野幸治(52)や後藤輝基(45)ら先輩芸人を間近に見て“成長しました”とブルゾンはコメントしていますが、実は、トークについてはバラエティ関係者からは大不評だった。面白いコメントをひとつも言わない、そもそも発言すらしない、など散々な言われようでした。

 バラエティをナメているのか、2度と番組に呼ばない、なんて厳しい声も出ていましたね」(お笑い関係者)

 3月26日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、ブルゾンと所属事務所との間に方向性の違いがあった、と報じている。記事によると、ブルゾンは最初から芸人志望ではなく、ブレイクしてから“芸人仕事”ばかりが続き、ブルゾンの不満が蓄積していったという。

トークの不評は芸人としての意欲のなさも関係していたかもしれません。しかし、与えられた仕事を全力でやるのがプロ。たとえ芸人仕事に不満があっても、引き受けた以上、しっかりやってもらわないと困りますね。バラエティ番組のスタッフが怒るのは当然ですよね」(前同)