アッキーは案外、空気を読んでいる時がある
国民が自粛を強いられる中、奔放に振る舞うアッキーに「空気を読め」と言いたくなる人もいるでしょう。
それでは、アッキーは本当に空気が読めないのでしょうか?
2014年4月、読売新聞が運営する女性向け情報サイト『大手小町』に掲載されたインタビューで、アッキーは安倍首相が病気を患っていたときのことをこんなふうに発言しています。
《病気の時に夫を見ていて思ったんですけど、私が大きい声でげらげら笑っていたりすると、私だけが元気なので、落ち込んでしまうこともあるのではと。安倍の父(安倍晋太郎・元外相)もそうだったんですが、私は病室を明るくしようと思っていたのでケラケラ笑っていたんですけど、その笑い声が耳障りになってしまったこともあります。》
私が親戚なら病室から連れ出して往復ビンタするところですが、この発言から判断するのなら、アッキーは「ものすごく空気が読めない」と言えるでしょう。このような振舞いが続けば安倍ちゃん一族からは孤立してしまうかもしれませんし、居場所をなくして外部との社交を求めるようになってもおかしくありません。しかし、しかし違う角度、「首相夫人として」の社交を見ると、案外、空気を読んでいるのではないかと思います。
というのは、私から見ると、アッキーは「自分が主役かどうか」については、空気を読んでいる、かつ外していないと思うからです。
アッキーが布袋を呼び出した件で考えてみましょう。総理大臣夫人から呼び出されたら、布袋は非常に断りにくいのではないでしょうか。さらに身体を触られたとしても、NOも言えないでしょう。SPがアッキーの行動をいさめたら、彼らはアッキーから夫である安倍ちゃんにあることないこと吹き込まれて、クビになる可能性だってゼロではない。レストランの中で、自分より権力を持っている人はいないからこその、ご乱行だと思うのです。
反対に、即位の礼、つまり天皇皇后ご夫妻が主役の(アッキーが主役でない)儀式では、“手抜き”をしたのではないでしょうか。例のアッキー・ドレスは、2019年8月に行われた「アフリカ開発会議」のレセプションのためにオーダーして作ったものだそうです。気に入ったからこそ、御大礼のときにも着たいと思ったのかもしれませんが、自分が主役ではないからすでにあるもので済ませた、入念な準備をしなかった、だから、ドレスコードの点でミスがあったと見ることもできるのではないでしょうか。
お花見騒動も、安倍総理は「東京都が自粛を求めている公園での花見のような宴会を行っていたのではない」と答弁し、大分旅行については「3密ではない」「神社に参拝しただけ」とアッキーをかばう、苦しい言い訳をしています。しかし、これらのお花見や外出をインスタグラムなどのSNSにはアップしていない。つまり「やってはいけないこと」だとわかっているのでしょう。
ある部分ではものすごく空気を読まず、ある部分ではちゃんと空気を読む。こういうアッキーをなぜ安倍ちゃんこと安倍首相が守るのか。